ぼくらの祖国 (扶桑社新書)

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著者 : 青山繁晴
  • 扶桑社 (2015年8月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594073084

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ぼくらの祖国 (扶桑社新書)の感想・レビュー・書評

  • 今年一発目は、青山さんの「ぼくらの祖国」から。昨年から引き続き、自分の生まれ育った国の生い立ちってのはどんなんだったのかということをより深く知りたく、読了。祖国というワードそのものが、何か右寄りの危険分子みたいなイメージになりがちだが、全世界を見渡してお自分の国のことを正しく学ぶことをしていないのは日本だけ。世界で敗戦国と言われ、他国の占領下におかれた国は多数あるにも関わらず。戦後の統治政策の影響が大きいのだろうが、にしてもここまで頑なに歴史を紐解かない国民も珍しい。右寄り左寄りという話は一旦おいておいて、この本の自分の国の生い立ちを理解する人が増えると良いなーと思います。

  • 青山繁晴さんの本を初めて読ませてもらいました。青山さんのお話はYouTubeやポッドキャストで何度か聞かせてもらってますが、とても熱い力強いコメントに敬服するばかりです。

    「ぼくらの祖国」は、3.11による福島第一原発事故のこと、第2次世界大戦(太平洋戦争)の硫黄島でのこと、その後に硫黄島に何がおこっているのか? 何が問題なのか? が鮮明に書かれていて心が締め付けられる思いでした。そして、最後は資源のない我が国の可能性を明確に示された「メタンハイドレート」のこと。

    日本が敗戦から今日までの間、「祖国」を真剣に考えてこなかったこと、真剣に教育を行ってこなかったこと・・・自分自身、もう一度やり直したい気持ちでいっぱいになりました。

  • 虎の門ニュースで有名な青山繁晴の本を読んでみた。

    以下2点印象に残ったこと。
    ◆福島原発の構内に青山が入った際に東京電力の首脳陣の一人が言った「地震では意外なくらい壊れていないんですよ。実際、その後の津波にしっかり対応できていればこんな災害になっていない。津波で電源が失われ、水が止まったり、冷やせなかったときに(中略)さっさと海水をぶち込んで冷やしておけば良かったこれは人災ですよ。ほぼ完全に人災ですよ。」青山繁晴は福島原発の吉田所長に会った。吉田の男気
    と青山の本気の触合いに少し感動した。

    ◆硫黄島で戦った栗林中将は戦後「二万人を死に追い込んだ悪人」だと言われてきたから1回忌も、三回忌、七回忌も何もやってこなかった、青山が呼びかけ等により、栗林家が63年回忌を行った。硫黄島で戦った日本人は硫黄島が占領されたら、アメリカの空爆が硫黄島から可能になるので空爆により日本本土の女子供が殺されるのを一日でも引延ばす為に戦ったのだから、悪者であろうはずはない。

  • 国を思う気持ちと世界の平和を願う気持ちはどのようにして共存できるのだろう。
    著者の心意気は分かるが、その思想は今一つ消化不良気味ではなかろうか。

  • 「もはや右も左もなくまっすぐとど真ん中から祖国を見直してみませんか」との言葉に呼応したいと思う。

    立場と思想で自分自身を縛り付けるのはイヤ。

    他人に対し「正論」を声高に叫び、人の考えを曲解しようとする姿勢もイヤ。

    大切なことは自分自身が主体的な「選択」を繰り返すこと、自分の出来うる範囲で「公益」の為に行動が出来ているかということ。「私益」だけではむしろ保たないから。
    公私のバランスと分別をこれからも考え続けたい。

  • 硫黄島、福島第一原発等のエピソードを通じて、祖国という言葉の意味を問い直し、祖国の危機に立ち向かった人々へ思いを馳せている。「右翼も左翼もないど真ん中」という言葉が印象に残った、良書。

  • 正しいことを知りたい、考えていきたい。
    青山さんみたいな発信してくれる人がいないと
    難しい世の中なのも悲しいな。

  • 溜息が出る。

    正直言うと、書き出しの語り口調で生き甲斐について触れている部分を読んだ時に何て素晴らしい導入だと感激したのだが、東日本大震災の書き出しで、自らを自画自賛するかのような、病との闘いに若干辟易する気持ちがあったのだ。曲がりなりにも、元記者ならば、自らを語らず、見たものを書いて欲しいと。重い病気を後目に仕事を全うしようとする姿勢。自ら綴る浅ましさ。それら全て、いや、私自身の尺度が浅く、自らを落としてでも書かねばならぬ武士道だったのだと、その次の硫黄島の章で気付かされたからだ。

    だから、溜息が出たのだ。硫黄島は、いおうとうと言う。言葉は記号だけど、それを理解しているかは、その人の価値観を反映する。私は、いおうじまだと思っていた。上っ面しか、知らなかった。家族の命を1日でも引き延ばそうと、この地で玉砕を選ばず、餓死覚悟の持久戦に身を投じた硫黄島の戦い。その生き残りの爺さんからの叱責、なぜ、皆のために死を賭して戦った自分たちが悪人なのか…。

    知っていただろうか。国際連合というのは、日本での作為的な訳語で、直訳は、連合国 になる事を。つまり、戦勝国の連合なのだが、それを日本が故意にこのような訳にしている。

    命の意味。忙しない日々で忘れがちな事だが、この本をきっかけに深く考えてみようと思う。

  • 祖国・・・確かに、日本国内にいて、この言葉を考えさせられることはほとんどなかったと思う。せいぜい故郷どまり。

    文中に何度も出てくるが、戦後日本では何も知らされなかった、教えてもらえなかった。むしろ反日教育・報道だった。拉致問題、硫黄島、尖閣や日本海の資源問題も、こんなに根っ子があったんだとは知らなんだ。

    最近、青山さんのポッドキャストを耳にする機会が多くなったので、初めて著書を購入。本書を読んで、日頃の言動のバックボーンが、ここにあったんだなと納得した。

    (2015/12/7)

  • 映画マトリックスに出てくる薬の様な本。目覚めたら結構ショックだけど地に足がつく様な自然な生きてる実感を感じることができる。

  • 生きていくうえで、アイデンティティは不可欠だと思います。自分がどこから来て、何者なのかを自覚することで他者との交流がなりたち、社会で生きていくことにつながると思います。この本で自分の生まれ育った国、日本を知ることで、アイデンティティの確立の手助けになると思います。

    地域保健学域 4年生

  • 祖国について今考えたり、意識する機会は少なく、未来の日本をイメージして日々生きていくことはない。
    福島原発、硫黄島、エネルギー問題など、戦後の価値観を見直す必要がある。

  • 心を揺さぶられた。改めて、アメリカのwar guilt programの影響は大きい。

  • この本を読んで、祖国という言葉強く意識しました。英語で言えばとても当たり前の言葉。そしてはじめて靖国神社にお参りに行きたいと思いました。

  • この本は、文字も大きく、ルビも沢山あります。

    つまりは、小学校の高学年には確実に読める本になっています

    小学校、中学校、高校の図書館全てに置いて欲しい一冊です。

    祖国

    今や色んな人種が混ざり、どんな国の人でも祖国が複数ある人は珍しくはなくなっています

    が、日本は島国という立地条件故の単一人種国家としての時代が長きに渡り続きました

    なので、

    祖国は日本です

    と言える日本人は沢山居ます

    けれど、祖国と意識して生きている日本人は

    殆どいません

    何故か

    戦後の日本から東日本大震災までの時代について

    日本で産まれ育った 祖国が日本人の人の知らない事を教えてくれる

    そんな一冊です

    揺るぎない気持ちを持つ作者

    青山繁晴さん

    海外情勢は勿論、危機管理のスペシャリスト。

    私の尊敬すべきメンターです。ふひ(笑)

    感想を書く以上に一人でも多くの人に読んでもらいたい

    そんな一冊です

  • 読者層を引き下げて書かれているのか??ソフトな語り口が以外であった。

  • 私の祖国は日本。
    私は日本人だと強烈に感じる事が出来た一冊。

  • 2015/8/8 Amazonより届く。
    2015/8/20〜8/27

    テレビやラジオで見聞きする青山さんが、私は好きである。思想的に全く賛同というわけではないが、はっきりと自分の意見を述べられることが素晴らしいと思う。日本人はディベートを好まないが、お互いの意見をぶつけ合ってこその相互理解なのであろう。その辺りが、現在の自分も含めた平和ボケ日本人の弱いところなんだろう。青山さんが嫌いな人も読むべき本だと思う。

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