赤めだか (扶桑社文庫)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594073626

感想・レビュー・書評

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  • お前に嫉妬とは何かを教えてやる。

    己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。

  • 【最終レビュー】

    約、6年ぶりの再読・図書館貸出。

    もし、今、故・談志さんがご存命であるならば

    今日を生きている私達へ、本著書で書かれていることを含め

    談春さん達(弟子の方々含む)に、ひとつひとつと授けていった

    『究極極まる「名言の数々」』

    炎上覚悟でも大いに構わない。

    なりふり構わず発信して欲しかったといった想いを秘めつつ、本日既読した。

    十年前までの内容とは言えども

    今を生きる私達にも十分に通じうる…

    〈数々の試行錯誤の日々の連続…〉

    普段、メディアでは決して語ることはない

    『談春さんの率直な想い…』

    丁寧に掘り下げながら

    『ひとつひとつのエピソードに込められた「裏話の数々」』

    綿密に綴られている。

    加えて、身近で感じられる幾つかのキーワード

    以下のように、随所にあったりもする。

    [本・映画]

    [落語=『一人芝居・リズム・メロディー・芸の引き出し・稽古の積み重ね』]

    [伝統と知恵]

    [不安と葛藤]

    [五分の戦い;観察&研究]

    [心底から認めることとは…(故・談志さん)]

    [無知・リスクを背負う怖さ]

    [少数派]

    [さだまさしさん]

    他にも、印象に残るひとこまふたこまもあるが、核心に触れるところもあるので、この辺りで札止め…

    『翻弄されないモチベーションをキープすることの「難しさ」』

    如何にどう、向かい合っていくか…

    〈難しいからこそ、逆にそれが大事…〉

    淡々とながらも、そういったメッセージが凝縮された内容。

    つくづく、反省を含め、問いかけていく感じを受け止めていくかのように…

  • 面白い!

  • お前に嫉妬とは何かを教えてやるーー

  • 好きなアーティストとの対談でそれまでは名前しか知らなかった立川談春と言う人に興味を持ち、先ずはと思い読んでみた。
    噺家のプロだからと言ってしまえばそれまでだが、文章にしても頁を捲る手が止まらない感じで惹き込まれた。
    師匠である立川談志という人も、テレビで見かけるバンダナを巻いた気難しいおじさんとしてしか知らなかった事を今更ながら悔やむ。
    今度は是非生の寄席に行きたい。

  • 立川談春さんの入門から真打ち昇進までの話。いやー落語家にだけはならないと心に誓いましたw 50個も噺覚えられないでしょ。みんな頭良いんだなあと感心します。子ども向けの見に行ったことありますけど、また爆笑しに行きたいですね。

    あとこの本は、師匠と弟子の関係から学ぶコーチングの本でもあります。

    >後年 、酔った談志は云った 。 「あのなあ 、師匠なんてものは 、誉めてやるぐらいしか弟子にしてやれることはないのかもしれん 、と思うことがあるんだ 」この言葉にどれほど深い意味があるのか今の僕にはわからないのだが 、そうかもしれないと思い当たる節はある 。

    >型ができてない者が芝居をすると型なしになる 。メチャクチャだ 。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる 。

    笑いあり、学びありで、最高の一冊でした。ドラマ化もされてるんですね。

  • 落語が好きな人にはおもしろいかも。談志と小さんの関係性を知ることができるのがいい。

  • 何事も、勉強が必要

  • 立川談志さんのお弟子の立川談春さんのおはなし
    談志さんとの師弟関係、
    談志さんもまたお弟子だったのだ

    世の中理不尽なことおおいけど、そんな中でも談春さんは心広くやってこられたのだというところに目がいった
    笑うところが多くて、さすが噺家さんの本
    面白い

  • ほとんど知らない、実はよくわからない。
    立川談春という落語家は素晴らしい
    エンターテイナーなのだろう。
    師匠を越えるということは、弟子の成長は、
    師匠を喜ばせること。なにかひとつ、
    どこでもいいから、ひとつだけでも。

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