- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594074845
作品紹介・あらすじ
アフリカ16か国で少数部族を撮り続けた"裸の美人フォトグラファー"ヨシダナギの全記録。
感想・レビュー・書評
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今年二冊目の五つ星です。何年か前、直接ナギさんの講演会を聞く機会がありましたが、素顔のナギさんはとっても魅力的。その時の表情が思い出されました。
23の女性が憧れのアフリカへひとりで行く。その勇気、現地で裸族とともに裸になって飛び込んでいく、その体当たり的な奔走な生き方。そこには、白人とか黒人とか言うのではなく、単なる憧れを越えたリスペクトさへうかがえる。
人と人が心を通じ合えるというのは、まさに裸になること。
私が、裸になれる場所はこの世にどれだけあるのか・・・いかに、こだわりやしがらみが身体にまとわりついているのか・・・裸になれない、姿よりその心もちが恥ずかしいですな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新年から凄い本を読んでしまったと思った。
私にとってもアフリカは未知の場所だし、行こうと思わないし、怖い場所。
ヨシダさんからしたら、行ってもいないのに何でそう思うの?って言われてしまうだろう。
子供の頃の憧れを現実にした。アフリカ人になりたいと思う少女なんてそういないだろう。
なんのツテもなく単身アフリカへ。若い女性が。
文章を読んでるだけでも、ヒーーーッ!と思える出来事多数。
無理無理無理・・・
いやいや本当にあなたは凄い!
私の中では衝撃的な1冊になりました。 -
2017/04/14 読了
写真展に本も売られているのを見つけ、気になっていたので購入〜。ヨシダさんから暇つぶし程度に読んで下さいと言われ、そんな感じなのか?と思って読み始めたらノンストップで読んでしまった。ブログを加筆修正とのことで文体も軽めで読みやすいし、ちょいちょい普通に面白くてクスッとしたり時々考えさせられたり、ウルっともくる。
私もアフリカにいいイメージが少ないし行きたいかと思うこともない。多分これからも行きたくなる事はないと思う。
本作の中に出てくる「現地の人も物を貰う事が当たり前になっている。また物かよ、金送ってこいよ、金ー!」って文に、やはりそうだろうな!!と思った。どの位日本や他国も支援してる?なのに中々いい状況や話は聞かないし貧困はずーっと続いてる。だけどそういう人ばかりじゃない事も知れたし、本当の豊かさとは、という事も気付けた。好きになる事は遠いだろうけど、アフリカねぇ…どうなんかねーとハナホジしていた頃よりは近づけたのかなと思う。
肌の色の問題は、かなり考えさせられる。 -
好きな写真家の一人。前から読んでみたかったヨシダナギさんの著書。やっと読みました。
本人の魅力が垣間見える良さと、普通のアフリカが感じられます。実際は行かないとわからないけどね。私の場合は、今まで仕事でいろいろな国に行ったけど実際に行ってみると外から見ていたのとはぜんぜん違うことがわかって、大好きになって住みたくなるけど。きっとアフリカもそうなんだろうな〜。と思いました。
アフリカ行きたい‼️
追記: 心に迷いがある時に読むと良いかも -
アフリカ人はお金や名誉などの富とは違う、お金で買えない富を持っている人が多い、この言葉が心に響きました。
自分もアフリカ旅行をしている気持ちになれる楽しめる一冊でした。 -
自分のやりたいこと、いっしょにやってくれる人を待ってたら一生できない!ひとりでもアフリカ行っちゃえ!ってとこが共感できる。そしてやっぱり写真がとてもとても美しい。
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写真展を見てから気になってたヨシダナギさん。めっっちゃくちゃよかった!!相手の懐に入るためには、相手を尊敬して、態度で示すことが大事なんだな。写真もとっても綺麗。
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クレイジージャーニーで一躍有名になった、ヨシダナギさんの著書。自身の強烈なアフリカ渡航体験がつづられている。
物理的にも心の距離的にも遠いアフリカを、少し身近なものに感じさせてくれた。と同時に、やはり大きな隔たりは存在しているとも感じた。黒人の中でも、肌の黒さによって差別が存在することを知り、かなり驚いたが、まぁそりゃそうか。
未知に飛び込みそこに順応する、自分にはなかなか難しいことをナギさんは泣きながら、苦しみながら、吐きながらも、それ以上にある好奇心によって成し得ていく様はそれこそ強烈で痛快なものでした。 -
写真展に連れて行ってもらった時に
販売されていた本を少し読んだら
全部読みたくなってしまいました。
写真も素晴らしかったけれど
本人のあり方も素晴らしい。
読みやすくて面白かったです。 -
読了。
紀行文って感じでサクッと読めた。
旅は好きだけどアフリカに行くことはないんじゃないかと思うし、これを読んで確実に行かないだろうと思った。
屋根のないホテルとかゴキブリが100匹以上いるホテルとかイヤですし。
土地や文化は魅力的だなと思う。彼女の写真集も見てステキだと思ったのも事実。
でもきっと行かない。
ガイドにまぁまぁ手こずらされてんな。ヒドイなーと思うけど、今では楽しんでいるのかな。
しかし英語も話せないのに一人で、しかもアフリカとかすごい行動力。本当にヒキコモリだったのかしら。
クレイジージャーニーで見てたら結構淡々とした人なのかと思ってたけど、泣いたり笑ったりと情熱的な人なのかな。
どうやってお金貯めたんだろう。そういうのが気になるな。
(170411) -
普段なかなか知ることのないリアルなアフリカの国々の様子をヨシダナギさんの目を通して生き生きと描いていてスイスイ読んでいける
また、その写真もとても素敵 -
逞しく好奇心に満ち溢れた冒険を追体験できる本。
ボランティア図書館を訪れ、教育とは。と考えさせられた場面か最も印象的だった。
恐れずに危険地帯に踏み込んでいくのも、俺にはむりだ。。銃が突きつけられるとか怖すぎる。ヨシダさんの肝座りすぎ。
誰もがアフリカに行ったこともないのに、一言で「危ない」で片付ける、たしかにな〜。
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破天荒なヨシダナギさんのアフリカ紀行。
私もアフリカに魅せられた日本人女性の1人だけど、流石にヨシダさんの真似はできない!でも、旅行中のトラブルはアフリカ旅あるあるなのか、共感できるところも多かった。
またアフリカ行きたいな〜 -
面白かった~。アフリカ…行きたいような荘でもないような。当たり前だけど写真が良い。
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私も、「気になったらとりあえず行動してみる」という客観的に見ればぶっ飛んだ人間のせいか、そこまで突飛な話には感じなかった。
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写真展に行って。
こんな生き方も良きかな。
ヨシダナギさんの考え方と日本語好き -
凄い女性だわー⁉️こ
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ヨシダナギさんの写真を見てからこれを読むとすごい行動力だなとひしひし思う。
アフリカ行ってみたいけど多分過酷すぎていけない。わたしは貧弱すぎていけない。笑
でもあこがれる。こんな生き方も素敵 -
本書はヨシダナギさんが20代の頃に旅したアフリカの国々での思い出を綴っている旅行記です!旅行大好き人間なのでかなりの速さで読了しました。笑
単身アフリカに行っちゃうくらいアフリカ大好きなヨシダナギさん。きっとこの人はアフリカに引き寄せられたのかなって思います。私も20代の間にアフリカ上陸したい!
アフリカ=危ない国だと思っている方は是非本書を一読して頂きたいです!読み終えた頃にはイメージ変わってると思います! -
著者を知ったのは「クレイジージャーニー」という番組だった。色鮮やかな色彩の写真が素晴らしかった。
この本はヨシダさんが憧れ続けたアフリカに初めて降り立った時期の旅話。元はブログらしい。
テレビで見ると口数が少ないクールなイメージだが、文章の中では雄弁でそこそこ口も悪く、感情も豊かだ。
もともとは感情の動きもそれほど激しくなかったらしいが、アフリカに行くようになって変わっていったそう。
時折写真も含まれているが、ほとんどは文章。だがとても面白かった。
彼女の撮る作品を今後とも楽しみにしていきたい。 -
ヨーキ
シゲキックス
ダイタン -
すっと現地に溶け込んでゆくバイタリティーが羨ましい。
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面白おかしく書かれていますが
初渡航時は英語もおぼつかない状態
勇気あるなぁ と思うのですが
それが 全身に赤土をぬりたくり
上半身裸で ヒンバ族の方々と
写真に写ってるんですから
すごい ふり幅 楽しくなっちゃいます -
アフリカの少数民族の写真を撮り続けるフォトグラファー、ヨシダナギのアフリカ旅行記。
私はTBSの番組「クレージージャーニー」で彼女のことを知った。
エキセントリックなことをやっているので、本人の性格もエキセントリックなのかと思っていたが、シャイな感じのするおとなしそうな人なので、ギャップ萌えする。
その後に知った情報では、著者はいじめが原因で中二から不登校、ひきこもり、その後も学校行かずになぜかグラビアアイドルになったかと思うと、20歳でグラビアを辞めイラストレーターに転身、幼いころからのアフリカへのあこがれが捨てきれず、現在にいたる、また、途中インドの苦行僧「サドゥ-」に弟子入りしてた期間もある等、ますますエキセントリックな人であることが判明。
サドゥ-弟子入り時代の話が知りて~! -
ヨシダナギ写真展に触発されて。アフリカが好き、アフリカに憧れる、という気持ちだけで、英語なんて4語くらいしかわからないのに、英語と現地語しかわからないガイドを雇ってエチオピアに乗り込み。もちろん、憧れだけできて楽しいこともあったけど、語学力不足や差別、ゴーングマイウェイすぎる人々に振り回され、苛立ち続けることもあり、それでもものすごい優しくてホスピタリティに満ちた対応を受けることもあり、今となっては笑って語れるところがすごいな、と。ものすごく驚いたり、テンションが上がってるところは、手書き文字みたいなフォントになってるところがまたおかしくて。どんなに警戒心が強くてぶっきらぼうな少数民族も、同じ格好をすれば仲良くなれるという信念と実際にそうなれたこと。著者自身は黒い肌に憧れ、なりたいと子供の頃から思っていたけど、実際にそうである身からすると、そんな人ばかりじゃないし、肌の色だけで人生の選択の幅を狭められ、理不尽に思う人もいるという現実を突きつけられ。究極に困って言い返せなくてどうしようもない時は、号泣すると、自分が悪者になりたくないアフリカ人に対処することができたり(一般的だではない、とのことだけど)。なんだかんだで、だいたいは会いたい少数民族にあえて、写真を撮ることができていてすごいなあ、と。勢いとパワーには感服。他の本も、写真集にも触れてみたいと思った。/以下備忘録的に。/同じ国の人間でも、肌の色の明るさで階級がある、と語る男。今まででベストのクスクスだったけど、半端なく小石や砂が入ってジャリジャリした体験。カセナ族の幾何学的模様でとてもアーティステックな建物。エアコンの吹き出し口から大きなイグアナが飛び出してきて。「人は配られたカードだけで勝負しなきゃならない。ないものねだりをしても無駄だろう?だから、こんな何もない国で暮らしていても、私たちは毎日それなりに楽しむことができるんだ」(ジプチ)、アイスを食べてる時にはこないけど、余してるように歩いているとそれを察してさりげなく持っていく、「これがジプチ人だ」(ジプチ)。ガイドに止められてもラクダの生肉を美味しくいただき。濁った水で洗われたゆで卵に「何か問題が起きたとしても、腹をこわす程度だろう?そんなのトイレ行く回数が増えるだけだからあんま気にすんな」という割り切り。コマ族と仲良くなろうと、志願して全裸になって、葉っぱの衣装を身につける著者。ヒンバ族の"衣装"赤土を全身に塗り、重さを感じ、そして四日間取れなかったこと。
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面白い。内容は良くある海外旅行エッセイだが、アフリカへの熱い愛があり、等身大の自分をそのまま描けていると思う。彼女の写真集を見た後に読むと感慨深い。
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度胸がいい。
裸の後姿の写真もある。貧乳。 -
もし、仮にナギの思いが偽善だったとしても、実際に手を差し伸べられる人と差し伸べられない人とでは全然違うよ。多くの人を救う必要はない。自分のできる範囲内で、誰かに力を貸してあげられることはすばらしいと思う