真夜中の探訪 (海外文庫)

  • 扶桑社
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本棚登録 : 31
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594076481

感想・レビュー・書評

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  • 愛するローレンと満ち足りた生活を送っていたジャッコ。しかし、彼女から妊娠を告げられた彼は、激しく動揺し家を飛び出してしまう―
    薬物中毒者の息子である自分、そのろくでもない血筋を繋げ、子どもを持つことは許されるのか…
    悩んだジャッコは改めて自らの出生の真実と向き合う為、探訪の旅に出るが―『真夜中の探訪』
    ダグラスとアレグラ夫婦がギリシャのリゾート島で体験する事件の顛末『真夜中の影』
    〈真夜中〉シリーズのスピンオフ2話収録。

    調べなかっただけで出自も血筋も申し分なかったじゃないですか-
    ただ母親が生家に戻らなかったの少し謎…金蔓的な意味で。
    父親も潜入中にしちゃうものなのか…?
    思わぬ大金が転がり込んできても身を持ち崩しそうにないのがヒーローの格好良さだと思いました。
    ヒロインも親友の親切という誘惑に負けず居所や行動を探らず信じて待つ強さが素敵だと。
    しかし初期にこのストレスはキツいよね…

    このカップルがシリーズ中でいちばん好き-
    というか、シリーズが続いた今は、近所に同僚カップルとその家族が集結し過ぎていて…
    大事にし過ぎて不満が募るとか、ベタ惚れなところとかカワイイ。
    高級リゾートでも事件に巻き込まれちゃうのね…
    アレグラの物理攻撃には笑っちゃった-

    シリーズ続くそうだけど、今回のスピンオフみたいに米国外が舞台になったりするのかな?

著者プロフィール

Lisa Marie Rice
リサ・マリー・ライス
1951年アメリカ生まれ。翻訳者、通訳を経て小説家に転身。官能に彩られたロマンティック・サスペンスを中心に旺盛な創作活動を展開。『真夜中の男』(扶桑社ロマンス)で2004年のシズラー・アワードの最優秀ロマンティック・サスペンス賞を受賞。2014年より〈真夜中〉シリーズを再始動する。

「2023年 『真夜中の抱擁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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