なぜ世界は"日本化"するのか

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著者 : 佐藤芳直
  • 扶桑社 (2017年3月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594076825

なぜ世界は"日本化"するのかの感想・レビュー・書評

  • なぜ、「世界は日本化する」のかということだが、著者の仮説はこうだ。世界はどの国も、先進国になれば量から質を追求するようになる。質的なモノづくりに特化している国の中では、断トツで日本が先頭を走っている。質的な生活を追求するようになると、どうしたって日本と巡り合う。また、どこの国の民族も豊かさを目指す。豊かになれば人間は、量より質を求めるようになる。どの民族も、質を追求していくと日本にぶつかる。だから「世界は日本化する」のである。
    というロジックである。
    書かれている内容だが、
    第1章 世界が憧れる“日本人”という社会資本
    第2章 日本人を作った歴史、教育、リーダーのあり方
    第3章 世界を席巻した日本的経営
    第4章 グローバリズムの波に呑まれた日本
    第5章 反グローバリズムに向かう世界
    第6章 日本は「日本らしさ」を追求すればいい
    おわりに―我々は日本人らしく生きていけばいい
       日本人としての垂直軸を取り戻す
       「未来への恋文」を次世代へ届けよう

    少し詳しく内容を説明すると、戦後の復興を支えた世代の方々は、自分よりもっと優秀な仲間が戦争の犠牲になった、彼らに対する申し訳ないという気持ちが原点なのであり、残った優秀な人材が、民需の世界で、その能力をいかんなく発揮した。
    それと、歴史的に日本社会が培ってきた「全体全を考える」特性、利他の精神などである。
    日本社会が一丸となったとき、その恐ろしさを知ったアメリカさんは、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」で、絶対、日本が立ち上がらないようにしようと画策したのである。
    しかしながら、佐伯啓思先生も言っているように、日本社会はいまだに「パノプティコン」状態のままなのである。
    GHQのやり方に一番親和的なのが共産党という笑うに笑えない状況が続いている。
    今、丁度、「東洋思想と日本」を読んだところである。日本社会が歴史的に培ってきた日本人のすばらしさとは何ぞやということを今後ますます勉強していかなけらばならないと思った次第である。

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なぜ世界は"日本化"するのかの作品紹介

迷うことはない! 日本は「日本らしさ」を追求すればいい――
アメリカではトランプ大統領が誕生し、イギリスはEU離脱を決定、世界はグローバリズムの時代から大転換期に入った。
グローバリズムの波に乗り遅れまいとしてきた日本はどうすべきか?
トップ経営コンサルタントとして日本と世界のビジネス現場を見てきた著者は、25年以上前から「世界は日本化する」と発信してきた。日本は「より日本であり続ける」という一点を追求すれば、世界の中で存在感ある国であり続けることができる。
混迷の時代、すべての日本人に希望と自信を与える新たな日本論!

なぜ世界は"日本化"するのかはこんな本です

なぜ世界は"日本化"するのかのKindle版

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