世界で一番美しい声 (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594077143

感想・レビュー・書評

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  • ロマンス小説っていうのを初めて読んだかもしれないんだけど、これが初めてのロマンス小説で本当によかった…すごく面白かったです!傷ついたもの同士が出会って、恋に落ちて、お互いのために何ができるのか考えたり慈しんだりする描写がもうとってもうっとりできる。何より、一方的に依存する関係にはなりたくないっていうアーチャーの考えがとても好きで…。もうひたすらこの二人に幸あれっていう気持ちしかなかった。はぁ〜〜いいもの読んだ……!

  • 声の出せないヒーローとPTSD持ちのヒロイン。
    どちらも辛い過去があって、二人で支え合うところと、ヒーローがヒロインに依存してしまうところが考えさせられてとても良かった

  • 強盗に父を殺され、逃げるように故郷を離れたブリーは湖畔の小さな町にたどり着く。そこで出会ったアーチャーは7歳で両親と声を失い、風変わりな叔父と世間と隔絶された生活を送っていた。傷ついた者同士惹かれ合う2人。育った環境から、どこまでも純粋で臆病なアーチャーを深く理解し、寄り添うブリー。意地悪い従兄弟や伯母の悪意が重なり追い詰められたアーチャーは姿を消した。でも決して逃げた訳でなかったのが良かった!傷つきながらも帰りを祈り続けたブリー。特に捻りもなく、先がよめる話なのに、めちゃくちゃ良かった!

  • 心に傷を負った二人が出会い、惹かれ合い愛し合いそしてお互いを癒していく…それは決して慰め合いではなく前向きに生きていく姿が美しいです。ふたりが愛し合う様子に胸が熱くなります。
    街の人々から変人扱いされ世間と隔離され孤独に生きてきたアーチャーが、ブリーという良き理解者と出逢い変わっていく様子や、ブリーにはもっとふさわしい人間がいるんじゃないかと不安になる様子に心から応援したくなりました。
    心に残る作品に出会えて幸せです。なので、是非ともシリーズで読みたいので扶桑社さんよろしくお願いします。

著者プロフィール

2013年にセルフパブリッシングでデビュー作品『Leo』を発表してまたた く間にベストセラー作家に。これまでに〈サインズ・オブ・ラヴ〉シリー ズ9作品を発表。ニューヨーク・タイムズ紙やUSAトゥデイ紙のベスト セラーリストを賑わせている。オハイオ州シンシナティに夫と在住。

「2021年 『完璧な恋に魂を捧げて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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