自治労の正体 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594078485

作品紹介・あらすじ

公務員が優遇される陰には自次郎がある!
地方公務員最大の労働組合で加入者は80万人の自治労。その政治的な影響力の大きさにもかかわらず、これまで自治労が問題に

されることはほとんどなかった。地方自治体を「支配」して地方行政を歪めている巨大組織の実態に迫る。

第1章 地方公務員優遇のからくり
●自治労幹部の天下りに規制なし
●公務員優遇の影に自治労あり 他
第2章 過激派に蝕まれる自治労
●自治労を象徴する沖縄平和運動家
●過激派は公務員になれるか 他
第3章 自治労にひれ伏す首長
●自治労に便宜供与する首長たち
●自治労の力の源泉は政治活動 他
第4章 粉飾自治体を食いつぶす自治労
●ゾンビ自治体を自治労が食いつくす
●粉飾決算により破たんした夕張市 他
第5章 自治労解体は日本再生の一里塚
●杉並区長の交代で何が起きたか
●消費税増税を求める自治労 他

感想・レビュー・書評

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  • ●自治労とは正式名称を全日本自治団体労働組合と言う地方公務員の労働組合です。日本の政治をダメにしているのは自治労です。
    ●共済年金は厚生年金に来るペルト掛け金が安く給付が多いと言う美味しい制度でした。一体化したにもかかわらず、おいしさは激減したが職域加算は存続している。
    ●今暴力的な沖縄基地反対運動展開し、極左からは英雄視されている人物。山城博治。沖縄県庁、沖縄平和運動センターの事務局長。最後は公務執行妨害で逮捕された。
    ●組合のために無駄に人件費を払っていると言う点で、はるかに病理が深いのが闇専従です。組合から給料もらって、組合の仕事だけをする合法な存在。問題なのはこちらじゃなく、公務員としての給料もらいながら、勤務時間中に労働組合の仕事をすること。
    ●年収の低い自治体、4,00万位の所がある。北海道夕張市はそれでも5,00万で下から61位。

  • 正確性に欠ける部分あり。
    概ね指摘は妥当。

  • 自治労とは地方公務員の組合組織である。「日本の教育をダメにしたのが日教組で、日本の政治をダメにしたのは自治労である」と森口は言い切る。そんな話は初耳だ。誰も言ったことがないとすれば、それだけこの国の闇は大きいのだろう。
    https://sessendo.blogspot.com/2020/01/blog-post_38.html

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著者プロフィール

教育評論家。中央教育文化研究所代表。元東京都職員。1995~2005年まで、都内公立学校に出向経験がある。著書に、『いじめの構造』『日教組』『戦後教育で失われたもの』『誰が「道徳」を殺すのか』(以上、新潮新書)、『なぜ日本の教育は間違うのか』『自治労の正体』『左翼老人』『売国保守』『税をむさぼる人々』『左翼商売』(以上、扶桑社新書)、『校内犯罪(いじめ)からわが子を守る法』(育鵬社)など。

「2022年 『左翼の害悪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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