西洋哲学の誕生

著者 : 佐藤康邦 三嶋輝夫

• 放送大学教育振興会 (2010年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[tokyobayさんの感想 · 2023年5月9日]

古代から中世までを扱っているが、第2部は「聖書学」的内容になっている。「西洋思想」の範疇には入るのかもしれないが、「聖書学」が「西洋哲学」の内容として相応しいのかは疑問が残る。

著者プロフィール

佐藤 康邦（さとう・やすくに）：1944- 2018年。東京生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。専攻、哲学・倫理学。著書に『ヘーゲルと目的論』（昭和堂）、『現代を生きる哲学』（放送大学教育振興会）、『カント「判断力批判」と現代』（岩波書店）などがある。

「2024年 『絵画空間の哲学 思想史の中の遠近法』 で使われていた紹介文から引用しています。」