コテージに咲いたばら (ハーレクイン・ロマンス 1565)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2000年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596001313
作品紹介・あらすじ
カトリーナは田舎道を自転車で走っていてオートバイにはねられた。オートバイはそのまま逃げ、道に座り込んでいた彼女を助けたのはちょうど車で通りかかったハンサムな医師グレンヴィルだった。カトリーナは十二歳のときに両親を事故で亡くして以来、独身の伯母と田舎のコテージでつましく暮らしている。医師は親切にも彼女をコテージに送り届けてベッドに寝かせ、外出していた伯母に代わって面倒を見てくれた。彼の親切には感謝すべきだったが、医師としての義務感からそうしているとしか思えず、カトリーナは素直になれなかった-好きじゃないわ、あんな人。それでも彼女はしぶしぶ礼状を書いて送った。どうせ私のことなんて忘れているでしょうけれど。
感想・レビュー・書評
-
カトリーナに惹かれ、彼女を案じ、彼女の気持ちが傾くまで、優しく見守る彼の姿に、とても温かな気持ちになれるロマです。
男性視点が多く、マイナス思考に陥りがちなヒロインの気持ちに寄り添うよりは、客観的に見守るようなお話です。
愛したおばあさんを一緒に悼んでくれる心優しいグレンヴィルとの会話に思わずホロリしてしまった。
じれったくて地味だけれど、ベティ晩年の優しさにあふれた、とても良いロマです。
ベティの地味ロマ好きによる★5
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4635.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カトリーナは田舎道を自転車で走っていてオートバイにはねられた。オートバイはそのまま逃げ、道に座り込んでいた彼女を助けたのはちょうど車で通りかかったハンサムな医師グレンヴィルだった。カトリーナは十二歳のときに両親を事故で亡くして以来、独身の伯母と田舎のコテージでつましく暮らしている。医師は親切にも彼女をコテージに送り届けてベッドに寝かせ、外出していた伯母に代わって面倒を見てくれた。彼の親切には感謝すべきだったが、医師としての義務感からそうしているとしか思えず、カトリーナは素直になれなかった―好きじゃないわ、あんな人。それでも彼女はしぶしぶ礼状を書いて送っR-1565 コテージに咲いたばら(2000/3)HRあり
-
高木裕里
マリエ 2008-10