真夏の恋の物語―サマー・シズラー〈2001〉 初恋にさよなら 七月のビーチ・ハウス ホット・ショット
- ハーレクイン (2001年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596008985
感想・レビュー・書評
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初恋にさよなら/ダイアナ パーマー<br />七月のビーチハウス/ パメラ バーフォード<br />ホット・ショット/ジョアン ロス
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『初恋にさよなら―テキサスの恋』ダナは最愛の父親をつい最近亡くした。それだけでもつらいのに、父親の遺言書を読んで、さらに打ちのめされた。遺言書の指示に従わなければ、牧場を相続できないというのだ。その指示とは、一カ月以内にダナが結婚すること。それも、彼女が少女のころから思いを寄せている隣人、ハンク・グラントと!
『七月のビーチハウス』会社をリストラされたクィンは、ビーチハウスで静かに今後を考える予定だった。だがその家に着いて、彼は驚いた。全裸の女性が外でシャワーを浴びているのだ。女性は屈託なく自己紹介した。「私、モーリーよ。七月いっぱい二階を借りたの」なんてことだ。こんな常識はずれの女性と一カ月も同じ家で過ごすなんて!
『ホット・ショット』ミッチは困っている人に手を貸さずにはいられない、やっかいな性格。なじみの店のウエートレス、サーシャのために偽装結婚を申し出てしまい、たちまち後悔するはめに。感謝の気持ちを一生懸命表そうとする美しいサーシャがそばにいて、どうやって普通に暮らせるんだ!彼の動揺をよそにホットな日々が始まった。
「初恋にさよなら」
ヒーローがバカ。だけどそんなヒーローがいいんだからヒロインもバカ。
「七月のビーチハウス」
タイプが違うふたりが惹かれあう。設定はありがち。ただヒロインが鼻につく。
「ホット・ショット」
いい人ならいいのか。人助けが趣味なんてちょっとなあ。しかも人助けで偽装結婚とは。