禁じられた告白 (ハーレクイン・ロマンス 2242)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2007年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596122421
感想・レビュー・書評
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愛しているという言葉から逃げた彼。
なぜ逃げたのか、重すぎた前の結婚での過去がラストに明かされるまで、お互いを探りあいながらの緊張感のある展開を見せる再会もののロマンス
必至に距離をおこうとする彼女と、書類についついKのイニシャルを落書きしてしまうほど、メロメロの彼との攻防
結局、愛人関係になってしまった彼女の行き詰まったやるせなさ。
そして、彼の目前で、世界が崩壊し、一変するさまは楽しい。
もう、酷いわバカン。
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やっぱり妊娠や子供やが絡んでる話はすごく好みで面白い!
ラストは急いで終わった感はあったけど、ハッピーエンドでよかったw -
銀行家+双子母 責任婚[more]<br /><blockquote>内容(「BOOK」データベースより)<br />双子の息子を持つケイティーは職も家も失い、途方に暮れた。もはやプライドにこだわっていては生きていけない。彼女は意を決し、大銀行の頭取アレクサンドロスに会いに行った。彼こそ息子たちの父親で、ケイティーを捨てた男性だった。だが、彼との対面はかなわず、徒労に終わる。二人の関係をタブロイド紙に高値で売りこんだらどう?悪魔のささやきに心を動かされかけたとき、ケイティーの目の前でリムジンが止まり、ドアが開いた。「今さらぼくになんの用があるというんだ?」懐かしくも冷酷なアレクサンドロスの声に、彼女は身を震わせた。 </blockquote>
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Reluctant Mistress,Blackmailed Wife
可もなく不可もなし。 -
ヒロイン:ケイティー・フレッチャー(失業中の未婚の母)
ヒーロー:アレクサンドロス・クリスタキス(銀行頭取)
ケイティーは双子の赤ちゃんと暮らすシングルマザー。仕事も家も失って途方に暮れてしまった彼女は、プライドを捨てて双子の父親に助けを求める決心をする。その双子の父親アレクサンドロスは、彼を愛して身も心もすべてを捧げたケイティーをもてあそび、あっという間に捨てた男性だ。1年半ぶりに再会した彼はケイティーの言葉を信じず、DNA検査を受け自分の子とわかれば責任を取ると、冷静に言い放った。
感想
ヒーローの過去の傷のせいでヒロインが酷く惨めな目にあっているのですが、ライバルも意地の悪い邪魔も入るわけではなく、お互い意地を張らずに和解すれば済むという話です。
戻ってくる見込みのない彼の子供を出産して、子育て、生活の大変さは予測できなかったようです。ヒーローが子供のためにも結婚しようと言っているのに、愛のない結婚は嫌と断ります。生活費と家をあてがってもらう愛人の生活でもいいのでしょうか?ヒーローとの馴れ初めからして、使用人なのに使用人扱いされるのには耐えられないと立ち向かうようなヒロインの癇癪には辟易しました。ろくな女友達もいません。ヒロインはお頭が弱い、癇癪持ちの、後先考えられない、人を見る目もないような人という設定です。 -
月刊ハーレクイン 2010/01
篠崎佳久子