夜明けの誓い (ハーレクイン・ロマンス 2420)

著者 : アン・マカリスター 松本果蓮

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[うるるんさんの感想 · 2009年12月27日]

ヒロインの成長物語、って感じでしょうか。
ヒーロー家族の温かさに、既刊済みのアントニデス家の話も読んでみたくなりました。

内容（「BOOK」データベースより）
アリーは緊張の面持ちでマンハッタンのオフィスに出向いた。いよいよ、十年間の結婚生活が終わる。そうは言っても長い間、夫のPJとは音信不通だった。あの日裁判所で、二人は簡素な式を挙げた。横暴な父親からアリーが逃げ出すための、偽りの結婚だった。PJは友達としてそうしてくれた。もう自由にしてあげなくては。彼が私を自由にしてくれたように。アリーは促されて入った豪華な社長室で夫を見つめ、本心とは裏腹に離婚を静かに切り出した。だがPJの返事は、“離婚はしない”という意外なものだった。