愛という名の鎖 (ハーレクイン・ロマンス 2430)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596124302
感想・レビュー・書評
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ハーレクインらしい小国の大公との情熱的な地中海ロマ
涙を見せたウエイトレスを気に入った大公がそのままそこでことにおよんでしまうという、あり得ないホットなシーンの始まりへの突っ込みは横に置いておくとしよう。
サラ作品(地中海限定)らしい男女間の相違への観察と心理的な葛藤を上手く盛り込みながら、乙女のキュンな切なさと葛藤をユーモラスに描くとても良いロマ。
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R-2430
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ゴージャスさと心の問題を克服する部分とのバランスが良い。ヒロインがヒーローを愛する様子も心が広くて○。良いR
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イギリスの競技場ではラグビーの試合が始まろうとしていた。サンタリア公国のゴージャスな大公カスペルが観覧するとあって、観客はわいているが、ウエイトレスのホリーはうわの空だった。昨夜、婚約者から別れを切り出され、絶望のどん底にあったのだ。大公一行に昼食を給仕している最中、思わず涙ぐんだとき、ホリーにティッシュを渡してくれたのは、なんと大公だった。しかも、いきなり彼女を口説きはじめるではないか。甘い言葉にうっとりしていたホリーは気づくはずもなかった、試合を中継していたカメラが二人に向けられたことも、それがどんなスキャンダルを巻き起こすかも…。
まるでリンのようなw。しかしなんで強固に誤解し続けるのか、ヒーローの態度が解せない。それでも尽くす系のヒロイン。でもこのヒロインは尽くすことを自分で納得していて良かった。