情熱を知った午後 (ハーレクイン・ロマンス 2440 レオパルディ家の掟 1)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596124401
感想・レビュー・書評
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シチリアの領主レオパルディ家の三兄弟のミニシリーズです。
三男ロッコ、次男アレッサンドロ、長男ファルコンの順に3巻完結
エトナ山の噴火に例える比喩に、所々笑ってしまう、エンタメ感満載の甘口系鬼ロマです。
アントニオの遺児かもしれない姉の子を養うジュリーを、赤ん坊の母親だと勘違いし、ふしだらだと思い込むロッコに虐められるお話
赤ん坊に対するロッコの態度にとまどい、彼に反応する自分と、過去に愛した人ジェイムズ対する複雑な思いを感じるジュリーの切なさがとてもキュン
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ヒロインは姉の遺児を引き取って生活困窮中。ヒーローは腹違いの弟の遺児かもしれないからと、DNA鑑定のため赤ちゃんをヒロインごとシチリアへご案内。赤ちゃん(だけ)は可愛かった。(可愛がってくれる)ヒーローが部屋に入ってきたら赤ちゃんが目で追うというような描写があって、映画「赤ちゃんに乾杯」でもそんな風に赤ちゃん(役の赤ちゃん)が嬉しそうに見つめるパパ役がいたなーと思い出した。
しかし、ロマンスの方はうーん。ヒロインがヒーローに惹かれた理由が「この人って口は悪いけど実はいい人なのね」が先に立ってたらまだ分かるんだけどなー。
ヒーローヒロインが最初から性的に惹かれあいすぎているのとヒロインが考えなしなのとヒーローが意地悪なので二人の行き違いを楽しむ気になれなかった。 -
良いR
大ベテランペニーに言うことではないが、前半はちょっとジュリア・ジェイムスぽかった。
後半、二人のすれ違いが切なくて良かった~
このシリーズ、とにかくヒーロー父親がかなり毒親。
全話、ヒロインが一言ガツンと言うことになるのかな。第3話では改心しそうだな…
個人的にはスーザン・フォックスの悪役のように最後まで悪役のままでいてくれていいんだけど。自分がしたことの報いは受けないとね。