もう一度恋に落ちて (ハーレクイン・ロマンス)

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制作 : Helen Bianchin  田村 たつ子 
  • ハーレクイン (2012年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596127006

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もう一度恋に落ちて (ハーレクイン・ロマンス)の感想・レビュー・書評

  • 高級ギフトショップ〈ベリッシマ〉を経営するジアンナは、ある日、夫ラウルから受けた電話に顔が青ざめた。3年別居する夫とは、そろそろ離婚の手続きにかかるつもりだが、折しも夫の母が末期癌と判明し、ジアンナに会いたがっているという。ラウル――本当は今でも心から愛する私の夫。彼とは数年前、偶然訪れたマヨルカ島で出会って恋に落ちたが、結婚後、夫の情熱はすぐに失われてしまったのだ。もし今マヨルカ島に戻れば、忘れかけていた悪夢が甦るだけなのに。なぜ今ごろ、名ばかりの妻である私が呼ばれたのだろう。ジアンナはいぶかったものの、出発を決意した。

    いわゆるいつものビアンチン。
    しかしこのヒーローは我慢強いというかなんというか、三年もヒロインを放っておくとは。いやはや気が長い。しかもヒロインに連絡を取った理由が母親の病気。もしそういう理由がなかったら、もっと長く放っておいたんじゃないかという雰囲気まであって、基本的に傲慢なビアンチンヒーローらしくない。
    ヒロインは鉄板のビアンチンヒロインで、本当は夫であるヒーローを深く愛しているのに、なかなか素直にそれを認められない。その理由がだいたい三パターンくらいあるわけだけど、今回のはヒーローの浮気疑惑。
    で、いつものように悪役登場。例によって例の如くストーカー女ですよ。このパターンはあれだね、まるで金太郎飴状態ではたして読んだことがあるのかないのか、パッと見じゃ判別不能。しかもなんとなく登場人物まで見たことあるような感じで、???って思いました。……あらすじだけじゃ判断できないんで、せめて名前くらいは似た名前はやめてください……混乱します。

    そういうわけで、いつものビアンチンだったわけですが、うーん、パンチが足りなかった。そりゃ同じ筋立てだということは百も承知で読んでいるわけですが、なんかもう少しピリッとくる部分が欲しかった。
    このヒロインはスペインに行くまでは意外と気骨のあるところを見せてたのに、スペインについてからは文句を言いながらもヒーローの言いなり。それがまず惜しい。
    むこうの文化圏じゃほかの人のいるところで口論するのはかなりお行儀が悪いこと、っていう基本設定があるようだけど、嫌なことは嫌!と言ったほうがいいんじゃないかといつも思う。なんか結局、ヒロインはお行儀を気にして言いたいことを言わない。で、それをヒーローが楽しむ、みたいなパターン多くね?ですよ。少しはあってもいいけど、そればっかりじゃ食傷気味。パーティの席なんかじゃ仕方ないと思うけど、ブティックの店員にまで気を遣ってどうするよ?服ぐらい自分で買う気概を見せて欲しかった。

    それと別れの原因となったヒーローの浮気疑惑、あんなにあっさり解決でいいんですか?三年間はなんだったんでしょうかね?
    そりゃ流産直後でヒロインの精神が不安定だったということはあるでしょうが、それならヒーローがもっとはやくに手を打っても良さそうなもの。放置しとくようなものじゃない。ちゃんと証拠を提示すれば、もっとはやい時期にヒロインは戻ったんじゃないかと。もっとも三年の歳月はヒロインにとって必要なものだった、ということなんだろうけど、結局は成功させたビジネスをあっさり手放しちゃうわけだし、なんかすごく勿体ない三年間。
    たぶんビアンチンとしてはそういうものすべてよりも、ヒーローとの愛を取ったヒロインという姿を描きたかったのかなあ、とは思う。……思うけれども!でもそこで愛もビジネスも、と欲張ったほうが、いまどきっぽかったような。

    あとここ重要!このヒーロー、ビアンチンにしてはモノローグでちゃんと心情を吐露していて、よかったわ。ビアンチンヒーローには、ヒロインをどう思っているのかさっぱりわからないというのが多い。最後の最後、あと二、三ページで終わっちゃうってとこでよ... 続きを読む

  • 【再読】ヘレン・ビアンチンのテンプレ。夫婦再生もの。この作家さんのストーリー読むと上流階級の社交って本当に大変ね…といつも思う。夫のストーカーな元カノが夫婦の間をごちゃごちゃかき回して疑心暗鬼になった妻がブチ切れ別居。夫はもちろん妻ラブなのでブレないんだけど、どっしり構えすぎで3年間ムダにする。
    あることがきっかけで和解に向かうんだけど、ヘレン・ビアンチンのヒーローって蜘蛛のようにヒロインを追い詰めてというかまわりを固めていくのがいつもスゴイ( ̄▽ ̄)

  • スペイン人実業家のラウル・サルダーニャと3年間別居中の妻ジアンナ。パターンビアンチンは良いんだけどヒロインに魅力無し。夫に未練たらたらがあまりにもあからさまだし、夫もパターン、ストーカー女シエラもパターン。記念号にしてはガッカリ。

  • ☆3.5
    ほ~んといつものビアンチン
    ヒーローがヒロインを愛している気持ちが吐露されていて、長く一途にメロメロなのは好みなので☆0.5おまけ
    でも、こんなに思っているのに誤解が原因で3年も離れている状態でいるのは納得できなかったな。
    頭も切れるヒーローなのにさっさとライバル排除してヒロイン取り戻せなかったのかしら?
    それはそれでひっかかってしまって、おかげで全体的に淡々と感じられた。
    最後の最後に、ヒーローも流産→浮気の誤解でとても傷ついていたことが分かったので、これが最初から分かっていたら、夫婦再生ものとしてもう少し共感できたかなー

  • 作者お得意のストーリィ。

    ヒーローとヒロインに、二人の仲を裂くためにヒロインに嫌がらせをするトンデモ女。

    傷ついたヒロインはヒーローを信じられず3年間の別居生活を送ることになる。
    ヒーローの母をきっかけに、ヒーローの愛と努力とヒロインがヒーローを信じることで、トンデモ女を撃退。
    再び愛を確かめあい、再出発する二人。

    今回、ヒーローがトンデモ女に対して、ストーキング行為で裁判所に接触禁止命令の法的措置をとるが、初めてじゃない?。
    そういう時代と言うことかしらね(笑)

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