過去を捨てた億万長者 (ハーレクイン・ロマンス 3225)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596132253

作品紹介・あらすじ

レイチェルは知人の結婚式で億万長者ニコライと出会った。私生活のすべてを神秘のベールで覆い、憂いを帯びた瞳の奥に過去さえも封印したかのような謎めいた彼に、レイチェルはたちまち心を奪われた。一方ニコライも彼女に惹かれ、二人はめくるめく一夜を過ごす。だが夜明け前、彼は一言もなく振り返りもせずに部屋を出ていった。なんて冷たい人なの。レイチェルは深く傷ついたが、ニコライの行動の裏には誰にも明かせない秘密があった──レイチェルが長年隠してきたのとまったく同じ秘密が。

感想・レビュー・書評

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  • ヒロインはバレエ団を退団したばかり。
    妊娠中の親友の付き添いとして参加した結婚式で(死んだと思われていた)ヒーローと出会う。

    《氷の掟》3作目。
    キャロル・マリネッリのヒーローヒロインって妙に淡々としているキャラがいてあまり好きになれないことが多いけど今作もそれだった。もっと波があった方が楽しめるし感情移入しやすいかな。
    それでもヒーローは想定より拗れてなくて素直そうだった。

    2016年。

  • 2人の過去には暗いものがあってそれにとらわれて来たが、お互いの存在により、またトラウマを打ち明けることにより乗り越えて行く。
    内容は暗いものだがヒロインの明るさがドロドロしさを感じさせない。ヒーローも卑屈さがなく、楽しく読めた。

  • あ、これ例のロシアの孤児ヒーローものだったのね。積読してる場合じゃなかった。でも、次のは別シリーズになっちゃうんだよね。あと一人残っているのになんで続けて出してくれないんだろう??
    やや重い設定だけどちゃんとロマンスもしていてさすが。
    引用欄はヒロインがトラウマと向き合うことにした時のヒーローの心情。一人で向き合えるように部屋を後にしても、携帯電話を傍らに置いていつでも駆けつけられるようにしていたヒーロー。こんな風に、強がるヒロインを支えてくれるヒーローで、ヒーローも茶目っけあるヒロインに癒され…で良かった~

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