拒めない誘惑 (ハーレクイン・ロマンス 3234 ベレア家の愛の呪縛 4)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596132345

作品紹介・あらすじ

ロージーは大おばを亡くし、遠縁の親戚の家に身を寄せていた。けれど家主との不倫を疑われて、思わずそこを飛び出してしまう。彼女は見知らぬ土地で、働き口もない不安から、偶然出会ったカラムという男性にすべてを打ち明けた。すると彼はロージーに仕事をくれたうえに、驚くべき提案をする。「僕が君の恋人のふりをし、不倫の疑いを晴らす」というのだ。カラムはどんな女性でも落とせないと評判の、冷ややかな男性だ。その彼のそばに昼は秘書として、夜は恋人としている……。男性恐怖症で、キスの経験もない私にできるかしら?

感想・レビュー・書評

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  • 身寄りをなくし唯一の遠戚、はとこの家に滞在していたヒロイン。
    はとことの仲を疑われ傷ついたヒロインは誘われるままにオックスフォードへ向かい病み上がりの大学講師のヒーローと出会い、彼の仕事を手伝うことになる。

    ベレア家シリーズ4作目で最終話。
    一作目のヒーローのはとこがヒロインだが、1、2作目を除きベレア家はあんまり関係なくなっている。
    結局1作目が一番好きだったな。

    今作はヒーローが病み上がりで目を惹くタイプでも押しの強いタイプでもないし、ハーレクインのヒーローとしては珍しいタイプだなと思った。
    ベアトレスに心労を与えたくなかったのかもしれないけど、その場で弟妹に勘違いだと正せばいいのにな。
    純粋無垢な割に(だからか?)ヒーローに丸め込まれて同棲まで早いw

    1989年。

  • べレア家シリーズ4作目、そろそろべレア家と絡めるのが強引になってきた本作、ヒロインはベアトリスの夫エリオットのはとこと判明したロージー(ぴかぴかのバージン)。
    妻のいるエリオットに横恋慕しているとべレア家弟妹から勘違いされたロージーを、協力するフリをして囲い込む病み上がり大学講師のカラム。オオカミが無垢な羊に翻弄され理性と戦う姿がご馳走。耐えきれず決壊するときのラブシーンがなかなか情熱的でした、相当溜まってたんだろうなw
    PJ 他界されているので、続編が読めなくてとても残念。

  • ここのところずっとペニーの再読ばかりしていたので、ラストまでヒーローの直接的な心情吐露が無くても、描写の端々に「薬指の契約」のマシュー(ヒロインの境遇に胸を痛めたり、処女に「!」となっていたり)や「穏やかな彼」のジョン(禁欲的とヒロインに勘違いされたのをよいことに羊の皮をかぶる)の姿が重なって、ヒーローの気持ちが想像できちゃって、むふふな感じ。

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