いつかかなう夢 (ハーレクイン・イマージュ 1850)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596218506

感想・レビュー・書評

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  • うん、まぁ・・・美しい話なんだけど。
    『タンゴを踊れるほどの回復が無理なら、そんな苦労をする必要があると思う?』ってヒロインが言うんだけど。
    納得いかない。
    自分の足で歩けることがどれほど重要か。
    車いすの方が楽だ、なんて不自然だと思う。
    もちろんその言葉は、本心を隠すための嘘かもしれない。
    でも、ちゃんと努力したけど回復しなかった、のほうが素晴らしいと思う。
    そこの部分がとっても残念。

  • 原題:The Marriage Miracle
    ヒロイン:マチルダ(マティ)・ラング
    ヒーロー:セバスチャン・ウルズリー

    事故で下半身に障害を残してしまったマティと、出生に暗い影をもっているセバスチャンの物語。

    最初、「津谷さとみ」さんのマンガを読んで、その絵柄の美しさとストーリーの切なさに心を打たれて、原作も読みたい!と入手した本です。

    原作を読んで思ったのは、セバスチャンがマンガで思っていた人物像とちがって、ずいぶんと(超強烈な失恋の後)女性と割り切ったお付き合いを数多くしていたんだなぁ・・・と。マンガの中のお顔からは想像できませんでした。マティはマンガそのままのステキな女性です。

    想像していた未来が突然変わってしまっても、前向きに生きることに頑張ったマティはすばらしいです。それに惚れたセバスチャン、幸せな家庭を築いて欲しいです。

  • 従妹の結婚披露宴で、一人ダンスの輪から外れていたマティは、そばでもの思いにふける男性が気になり声をかけた。彼はセバスチャンといい、ニューヨークの銀行家だった。男性とは楽しくつき合い、決して深入りをしないのが、マティのいつものスタイルだ。悲しいけれど、わたしみたいな人間にはそれがふさわしい。ハンサムなうえに、ウィットに富んだ会話のできるセバスチャンは、この場かぎりの話し相手としては最高だ。だがマティは考えてもいなかった。自分が彼の心に、強烈な印象を残してしまうことまでは…。RITA賞はじめ数々の受賞歴を誇るリズ・フィールディングが、交通事故で車椅子生活を余儀なくされた女性をヒロインに据えて描く心温まるストーリー。マティは「妻という名の契約」のフランチェスカの従姉にあたる。

    「妻という名の契約」のスピン。
    結婚式での出会い。下半身が不自由なヒロイン。卑屈にならずに必死に生きてはいても、やはり臆病になるところはある。そんなヒロインに惹かれていくヒーロー。けっこうあの手この手で頑張って微笑ましい。ヒロインの気持ちも、ヒーローの思いもよく料理されていた。

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