いつかかなう夢 (ハーレクイン・イマージュ 1850)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2006年9月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596218506
感想・レビュー・書評
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従妹の結婚披露宴で、一人ダンスの輪から外れていたマティは、そばでもの思いにふける男性が気になり声をかけた。彼はセバスチャンといい、ニューヨークの銀行家だった。男性とは楽しくつき合い、決して深入りをしないのが、マティのいつものスタイルだ。悲しいけれど、わたしみたいな人間にはそれがふさわしい。ハンサムなうえに、ウィットに富んだ会話のできるセバスチャンは、この場かぎりの話し相手としては最高だ。だがマティは考えてもいなかった。自分が彼の心に、強烈な印象を残してしまうことまでは…。RITA賞はじめ数々の受賞歴を誇るリズ・フィールディングが、交通事故で車椅子生活を余儀なくされた女性をヒロインに据えて描く心温まるストーリー。マティは「妻という名の契約」のフランチェスカの従姉にあたる。
「妻という名の契約」のスピン。
結婚式での出会い。下半身が不自由なヒロイン。卑屈にならずに必死に生きてはいても、やはり臆病になるところはある。そんなヒロインに惹かれていくヒーロー。けっこうあの手この手で頑張って微笑ましい。ヒロインの気持ちも、ヒーローの思いもよく料理されていた。
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