雪に舞う奇跡 (ハーレクイン・イマージュ 2065)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596220653
感想・レビュー・書評
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行き場をなくした彼女を、家政婦として雇うことにためらいをみせるミスター・トレンザム。でも、彼女の細やかな気遣いに触れ、忘れていた大切なことを知り、次第に彼女を愛するようになるお話。
前半のクリスマスは、温かいけれど、後半の数々の女性達を見せつける辺りは、鬼よネ。
彼の中ではすでに嫁扱いレベルに対し、家政婦としての低姿勢の彼女とのすれ違いは、上手い。
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平凡だけど家庭的で心優しいヒロインとハンサムな脚本家ヒーロー。なかなか高評価な作品みたい。
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ヒーローが英国人劇作家なことを除けばいつものベティ。
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これを読んで、ベティが大好きになりました。「穏やかで優しい作風」と評されるように、本当にゆっくりと進む穏やかなロマンスです。最後まで安心して読めます。最後は心が温かくなりますよ。
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ベティ作品ならではの優しさ・穏やかさが出ていたと思います。
内容(「BOOK」データベースより)
セイディの唯一の肉親だった祖母が亡くなり、借金が残された。返済のため、彼女は住み慣れたコテージを売る決心をした。これからは村を出て、一人ぼっちの日々が始まる。だが、コテージの買い手が家政婦をさがしていると聞き、セイディは雇ってもらうよう願い出た。雇主は中年の脚本家だそうだけれど、どんな人だろう?数日後やってきた男性はとても中年には見えず、背が高くて、女性なら誰もが憧れるほど整った顔立ちをしていた。思わず心奪われて相手を見つめるセイディに彼は言った。「君に家政婦は無理だろう。ぼくは思慮深い田舎の女性を雇いたい」。