花嫁までの距離 (ハーレクイン・イマージュ 2209 愛をたどる系譜 2)

  • ハーレクイン
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596222091

感想・レビュー・書評

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  • 結婚60周年を迎えたヒロインが過去を回想する。
    1938年、17歳だったヒロインは姉の恋人としてヒーローと出会い恋に落ちたーー。

    ヒーローを諦めなかったヒロインの一途さが身を結んだ。
    ルーシー・ゴードンはよくヒーローの弱さを描く。
    しかしヒーローは散々遊び回っていたことはヒロインの前で告白し反省したのだろうか…?
    愛に気づいていなかったにしてもヒロインに対する不実さは何だったのか疑問。

    2011年。

  • 主人公二人の結婚60周年パーティーから始まり、ヒロインの回想という形で進んでいくロマンス。
    ハンサムでプレイボーイなヒーロー=姉の恋人に恋をしてしまった初心なヒロイン。
    このヒーローが結構酷いことしてるんだけど淡々と書かれているせいか読みやすかった。その後に自業自得で苦しむヒーローが見れるけどこの時も何が悪かったのか分かってないんだよね。
    歳をとった二人の姿が幸せそうでじんわり来る。


    2021.09.04再読

    ★3→★4.5

    第二次世界大戦を舞台にした2人の出会いからのロマンス。
    プチヒストリカルみたいな感じ。

    姉の恋人に恋をした看護実習生のヒロイン。
    危険な香りがして中々本心が見えないヒーローに見切りをつけ、ヒロイン姉は既婚者の男性と駆け落ちしてしまう。
    その後ヒロインとヒーローは婚約するが、ヒーローの女癖の悪さにヒロインも「自由にしてあげる」と、婚約解消。

    酷いヒーローなんだけど、愛に臆病なヒーローは自分の気持ちに気付いてなく、そしてその気持ちに揺さぶられるのが怖くてヒロインに対しての自分の強さを誇示したかったのかな。

    漫画版だけでもいいんだけど、ヒロインに捨てられた後のヒーローの弱いところが書かれている原作が良き。
    ルーシー・ゴードンのヒロインに違わず、母性に溢れた強い女性なのでヒーローの弱いところを見つけてしまい放っておけなくなっちゃったのかなぁと。

    著者のヒーローは弱くて正直イラっと来ることが多いんだけどそれを含めて読ませる力があるのよね。
    心の奥の底ではヒロインに一途だからいいのかも。
    最初はヒーロー(怒)と思ってたけど再読してみると、かわいいとこもあるじゃん、なんて思ったりもした笑

    ヒーローが酷いので★4.5だけど、このヒーローだからこそ面白さがあると思うのでほぼ★5ですね笑
    多分再々読したら★5になると思う。
    読めば読むほど味が出るスルメ作品。

  • おばあちゃま世代の若かりし頃のロマンス
    モノクロ映画のような世界。
    ヒーローも若気の至りという感じ。
    時代が古いからしょうがないけど、主役が若く、青春!って感じで
    う~ん、いい話なんだろうけど自分が読みたいものではない。

  • 結婚60年のお祝いの夜、来し方を振り返る妻。第二次世界大戦と愛に苦しんだ日々。ハンサムで身勝手で孤独なヒーローを、一途に愛するヒロイン。小さな男の子が空っぽの家の中をどこにいるの?と走り回る夢が印象的だった。2012.2

  • シリーズ1作目のピッパのおばあちゃんのロマンス。姉の恋人を好きになったディーと、ディーが好きでも自覚してない不誠実なマークの話。ハッピーエンドだしディーが幸せならいいけど、いつまでもふらふらと冒険を求めるマークに、賛成できないロマンスではある。

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