子爵と恋の迷宮へ (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル 24)
- ハーレクイン (2011年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596331243
感想・レビュー・書評
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4.2
イザベルとセバスチャンお似合い。
頭の回るいいカップル。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
The Viscount's Scandalous Return
医師の父が亡き後、イザベルは旧くからの家政婦ベッシーや美しい従妹のクララと、慎ましくも逞しく暮らしていた。ある日、実父と兄の殺人容疑で領地を追われていたブラックウッド子爵が9年ぶりに帰ってきた。偶然にもクララと義母のトラブルからイザベル一家を助けることになったのをはじめに、殺人容疑を晴らしてくれたお礼と言っては、なにかにつけ子爵はイザベルを手助けするようになる。そんなある日、9年前に行方不明になっていた厩務員の遺体が発見される…
料理はもとより畑を耕したり魚を獲るのもお手の物、いじめられていた犬から見ず知らずの幼い兄妹まで来るもの拒まずで面倒をみる肝っ玉ヒロイン!そんなすこぶる強く逞しい一方で、気になるひとの出現でなるべくキレイでいたいと努力し始める、イザベルはとても魅力的。良き理解者である子爵やベッシー、他の登場人物とのやり取りもクスリと笑える。幼いジョシュアもとってもかわいい!犯人の邪心の深さ暗さも興味深い… 面白かった!これまでのhqの中で一番好きなカップル☆☆☆ 欲をいえばエピローグをもっと読みたかった! -
いつものアン・アシュリー、「料理番の娘」系。愛人なし。
あ、でもヒーローはなんだか物腰が柔らかかった。訳のせいか、作者の傾向が変わったのかわからないけど。丁寧な口調の訳はヒストリカルっぽい雰囲気が出ていて好き。