- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596420541
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(2015.05.07読了)(2015.04.30入手)
ハーレクインの本二冊目です。
原題は、 Mischief and Marriage です。「いたずらと結婚」という意味なのでしょうか?
原題よりは、「奥様、お手を」のほうがロマンチックでいいかもしれません。
内容としては、大人の女の夢物語かもしれません。若い女性や子育て中の女性よりは、子育てが一段落した女性向きかと思います。
登場人物
ジョージ・フォザリンガム クリフトン家の執事
ハロルド・アリステア・クリフトン 通称ハリー
ミス・ペネロペ 三年前に病死
アシュリー・ハーコート 29歳、未亡人
ロジャー・ハーコート アシュリーの亡夫
ウィリアム アシュリーの子ども、9歳
ゴードン・ペイン アシュリーの顧客
クリフトン家の当主ハリーは、恋人のペネロペをなくしてからは、結婚する様子もなく、危険なこともかえりみず、遊びまわっている。代々クリフトン家の執事を務めるフォリンガム家は、クリフトン家がハリーの代で、絶えてしまっては、執事の地位を失ってしまう。
執事のジョージは、クリフトン家の傍系が、オーストラリアにいることを突きとめ、ハリーに伝えたら興味を示し、早速オーストラリアに旅立った。
未亡人のアシュリーが困っているところにあらわれたハリーは、危機を救い、執事として住みこむ。
執事として現れたので、読んでいる僕としては、ジョージのほうが、オーストラリアに行ったのだと思って読み進めたのですが。
イギリス貴族の坊ちゃまが、執事の仕事、料理や給仕など、完璧にこなせるとは想像していなかったので。
ハリーとアシュリーが男女のなかになりそうな雰囲気だったので、執事と未亡人がそんな仲になってどうするのよ、と思って、最初の方のページを見直したら、オーストラリアに行ったのは、お坊ちゃまの方でした。
☆関連図書(既読)
「地上より永遠へ」シャロン・サラ著・仁嶋いずる訳、ハーレクイン、2015.04.20
(2015年5月17日・記)
(「BOOK」データベースより)amazon
アシュリーは七年前に夫を亡くし、人材派遣会社を経営しながら、九歳の息子、ウィリアムを一人で育ててきた。ある日、イギリスから富豪一族の執事だと称するハリーがやってきた。アシュリーの亡夫が一族の遠縁にあたることから、息子のウィリアムを跡継ぎとして迎えたいというのだ。しかし、アシュリーは素直にイギリスに赴く気にはなれなかった。亡夫とその母親が上流階級の出身であることを鼻にかけ、人を見下していたのを忘れることができなかったからだ。そんなアシュリーに、ハリーは、説得するという任務が成功するまで、執事として彼女に仕えると言って譲らない。しかも彼は言葉どおりに、あくまで礼儀正しく、かつ断固とした態度で、アシュリー母子のために何かと力を尽くしてくれる。ところが、忠実で優秀な執事だとばかり思っていたハリーが、富豪一族の当主、クリフトン卿その人だとわかり…。 -
ブクログの献本で頂きました!ブクログさんありがとう!!!
ハーレクインの中でもとても爽やかに読める本です。
ねちっこい性描写は一切なく、オージーウーマンを英国紳士が誘惑する夢のような展開。
英国貴族のぼんぼんなのに、子供の相手や完璧な料理といった男性側のスキルが高すぎて現実離れしてる。
でもハーレクインって大人女子のロマンスファンタジーと割り切れば、全く気になりませんね!
少し残念なところはウィリアム少年は傍系一族としてこれからいじめられないか心配。
年長男児なのに、莫大な家督を相続できない現実を彼はどう受け止めるのだろう。 -
献本でいただきました。ありがとうございます!
初ハーレクイン♥
甘くてときめくストーリー。ハッピーエンドでした。 -
今までなんとなく手が出なかった初ハーレクイン作品!
とにかく言い回しがうまくて文章が面白い。
初対面のふたり(3人)の印象が最初から良かったのも新鮮。
何かひと悶着あるのかと思えば始終楽しい雰囲気で、何かあってもいつまでもドロドロせずあっさり終わるので安心。
ラストはさすがイギリスだなーと思ってしまいました。