天使の声が聞こえる (ハーレクイン・ディザイア 1324)

著者 : アネット・ブロードリック 岡本香

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[(´ｰ｀)さんの感想 · 2021年9月18日]

ヒロインが看護師として働いている病院へ運び込まれたヒーロー。
目を覚さないヒーローに優しく語りかけるヒロイン。
その後目覚めるが事故の影響でヒーローの視力が失われた。
「天使の声が聞こえる」というのはヒーローが聞いたヒロインの声ですね。

傲慢なところもなく素直にヒロインへの気持ちを隠さないヒーローがよかった。
ただヒロインは浮気していた元夫のせいで結婚に臆病になっていて、一度ヒーローの元から逃げ出してしまう。
ただその後ヒロインが自分の力でヒーローに向き直い無事ハッピーエンド。

特に大きな事件もなくゆったりとした物語で優しい気持ちになれた。
色々と活躍しており、続編フラグが立っていたヒーロー部下の話は「ジャングル・ロマンス」かな。

[nikki6599さんの感想 · 2013年12月2日]

結構お気に入り。けどちょっとヒーローの押しが足りない？？うーん、ヒロインを気遣っているんだろーけどヒロインに拒否されると割とあっさりと引いてしょんぼりしているヒーロー。それも可愛さなのかもしれないけどあと一歩押しが強ければ･･･と思ってしまいました。

[やんぜらさんの感想 · 2012年8月23日]

視力をなくした大富豪ヒーローと担当看護師ヒロイン。

[fuefueさんの感想 · 2011年2月1日]

看護師ヒロインと事故で視力を失った実業家のお話。
事件らしい事件はなく、二人の恋愛の一進一退が丁寧に描かれているので、落ち着いてロマンスに浸れます。
大人の純愛で、読後は甘く優しい気持ちになれる作品。

[うるるんさんの感想 · 2009年10月13日]

内容（「BOOK」データベースより）
看護師として働くエリーズは、ある日運ばれてきた重傷患者を担当することになった。患者の名前はデーモン・トレント。有名な大企業の社長で、どうやら休暇中に車の事故にあったらしい。端整な顔は腫れ上がり、全身にカテーテルが繋がれ、いまだ昏睡状態だ。何度もデーモンの耳元で話しかけるうちにエリーズの心にはいつしか、個人的な感情が芽生え始めていた。だめよ、私情を挟んではいけないわ―そう自分を戒めた矢先、ついにデーモンが意識を取り戻す。だが喜びもつかの間、エリーズは彼のある異変に気がついて…。

＊＊ひとこと感想＊＊
なんだか感動～。読後のこの満足感は久々かも！