通い猫アルフィーの奇跡 (ハーパーBOOKS:【通い猫アルフィー】シリーズ第1弾)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596550040

作品紹介・あらすじ

飼い主の老婦人を亡くし、ひとりぼっちになった猫アルフィー。帰る場所もなく空腹でさまよい続けたすえ、とある住宅地にたどり着いたアルフィーは、そこで"通い猫"として生きようと決める。だが訪ねた先の住民は揃いも揃って問題だらけ。世をすねた無職の男に育児疲れの主婦、デートDV被害者-そんな彼らに、いつしか1匹の小さな猫が奇跡を起こす!?全英絶賛、ハートフル猫物語。

感想・レビュー・書評

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  • うわぁーーーー(*´꒳`*)
    何て素敵な物語なんだろーーー
    もう本当に最高だ!!
    素晴らしい(*´∇`*)

    高評価の作品だったのでAmazonでポチってみた。
    私は猫が大好きだ!
    毎朝猫を探しながら散歩をしている!
    猫を飼ってはいないけど、猫を見ると癒される。

    そんな猫ちゃんが主人公。
    一人称は猫のアルフィー。

    この猫ちゃんがとっても可愛い。
    そして、この猫ちゃんが行くところには幸せが訪れる。

    素敵な世界。

    めっちゃ気分が上がる作品!!
    こういうの大好き!!!

    シリーズがあるのね!?
    全部読みたい!!!

    • はまだかよこさん
      はじめまして
      同じ本に同じように心動かされるレビュー
      うれしくなってつい……
      私は「おばちゃん」を超え「おばあちゃん」ですが
      ネコ大...
      はじめまして
      同じ本に同じように心動かされるレビュー
      うれしくなってつい……
      私は「おばちゃん」を超え「おばあちゃん」ですが
      ネコ大好き
      三匹飼っていましたが今は二匹になりました(´Д⊂グスン
      またよろしくおねがいいたします
      2023/08/24
    • bmakiさん
      はかまだかよこさん

      コメントありがとうございます。
      猫ちゃん飼っていらっしゃるのですね!いいなぁ。。。
      私は生き物は亀くらいしか飼...
      はかまだかよこさん

      コメントありがとうございます。
      猫ちゃん飼っていらっしゃるのですね!いいなぁ。。。
      私は生き物は亀くらいしか飼ったことがなく、毎日朝のお散歩で見かける猫ちゃんを遠くから眺めて喜んでおります(^-^)

      この本は素敵ですね!
      アルフィーの思考がとっても楽しくて、ネズミのプレゼントは何度もウけました( ̄▽ ̄)
      受け取るジョナサンの言葉も、嫌がりながらも何だか優しくて、とても好きです。

      こうなったらいいなぁと思うような結末に連れていってくれて、心は爽快でした(^-^)
      最近読んだ本の中では一番好きな本になりました(*^▽^*)

      今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m
      2023/08/24
  • 可愛い猫にゃんの表紙(=^x^=)
    アルフィーという賢い猫の目線で話が展開します

    読んでいて、実はこんな風に私も以前飼っていた猫から人間ウォッチングされていたのかなあって思ってしまいました
    話し方や表情で今日は元気かそうでないか見られていたかもなあ。。。

    日頃世話になっている家の人達の幸せを願って行動するアルフィー
    その思考は、私が持っている猫のイメージとは大分違っていました
    しかし、ネズミや鳥を咥えて飼い主にプレゼントすることが最高の感謝の気持ちであり、人間が喜んでくれていると信じて疑わないアルフィーの姿が、猫らしくてちょっと安心しました

  • 「あぁ、アルフィー!」
    何度も、何度も、声に出して呼んじゃいました。
    抱きしめてあげたくなりました。

    賢くて、いじらしくて、ちょっと自慢げで、ちゃっかりしてて、
    なんて愛おしい子!

    そのちっちゃな胸を痛めて、いっぱいいっぱい考えて、
    一生懸命生きている。
    そう、まさに「命がけ」でしたね。

    みんなの番号が書かれたプレゼント!
    アルフィーはもう、ひとりぼっちじゃない。
    クレア、ジョナサン、アレクセイ…、大切な家族や友だち、
    そして、空から見守ってくれているアグネスとマーガレットも…。

    私はいつも、このふわふわの子たちに、
    ”強く生きること”を教わる。

    こんなにも心温まる作品に出会えて、とても嬉しい。
    作者の方はもちろん、訳者の中西和美さんにも感謝したいです。
    読みながら、ぜったいに猫好きさんだと思ってました。
    そしてあとがきの願いに強く同意です。


    ”友だちになろう”
    ジョナサンに、せっせと「贈り物」を届けるアルフィー。

    あぁ、アルフィー…(笑)

    • ユキエさん
      今日読み終えました。感動です!!
      アルフィーを愛する家族たちに私まで入ってしまいました
      今日読み終えました。感動です!!
      アルフィーを愛する家族たちに私まで入ってしまいました
      2022/11/20
  • 読むのをやめることができなかった。
    ミステリーではないし、ラストは想像できていたけれど
    でも、アルフィーの魅力には勝てなかったよ
    なんて洞察力があり勇敢なんでしょう
    人間観察がすごいよ
    食いしん坊なところも自己陶酔するところもいいな

    アルフィーの周りの人たちも問題を抱えつつ前を向いていく
    ダメ男もいたが

    イギリスの猫も日本の猫もおんなじだよねえ
    あー面白かった
    シリーズ、また読みたいな

    ≪ 疲れるよ 通い猫にも 悩みあり ≫

    • はまだかよこさん
      りまのさんへ
      コメントありがとうございます。
      乱読のバ~さんです。
      おろしくお願いいたします。
      りまのさんへ
      コメントありがとうございます。
      乱読のバ~さんです。
      おろしくお願いいたします。
      2021/02/01
    • りまのさん
      はまだかよこさん
      え、それは、ツッコむところですか?(笑) 関西人のりまのでした。
      はまだかよこさん
      え、それは、ツッコむところですか?(笑) 関西人のりまのでした。
      2021/02/02
    • はまだかよこさん
      りまのさんへ
      うふふ
      猫好きの関西のおばちゃん、いえ、ばあちゃんです
      りまのさんへ
      うふふ
      猫好きの関西のおばちゃん、いえ、ばあちゃんです
      2021/02/03
  • 感無量です。
    アルフィー!!と新しい名札をプレゼントしてもらったところで泣いてしまいました…。

    一緒に住んでいた高齢のおばあさんが亡くなり
    引き取り手のないまま放浪の末、
    「通い猫」になることを決意する
    4歳雄猫アルフィーの物語。

    悲しみや苦しみを抱えている人を見抜き、
    どうしたら力になれるかのベストの行動をとり、
    みんなが幸せでいられるように常に心を砕いてくれる。

    私の猫歴も「通い猫」からでしたが、
    気まぐれだと思っていた猫のこの一面を知り、
    もうコロッと猫の魅力にメロメロになりましたもの。

    この猫の人への想い。
    ずっと猫と暮らしてきた私でも、
    アルフィーのこの溢れる想いに何度も熱くなりました。

    時間がなくてそっけなく接してしまった時、
    こんなに傷ついているのかと申し訳なく思います。
    毎日私をこんな風に観察してくれているのかと
    感謝の気持ちでいっぱいになります。

    アルフィーに改めて気付かされた一冊です。

    余談ですが、以前小説で知った『九死一生』
    アルフィーもつぶやいてます。
    猫ってやっぱり九つ命を持っているのでしょうか??

  • 飼い主だった老婦人マーガレットを亡くし、行き場所を失ってしまった
    雄猫アルフィー。危うく保護施設に連れていかれそうになるところ
    それだけは御免だとばかりに飛び出し新しい生き方を探す旅に出る───。

    アルフィーはマーガレットにとても愛されていたのですね。

    ──マーガレットはとてもりっぱな人だった。
    辛いときでも常にほほえみを絶やさず
    たとえ自分がいろいろ助けが必要なときでも
    他人を助けようとした。
    マーガレットには大いに感化された。
    今のぼくがあるのは彼女のおかげだ──

    愛されるという事がどんなに嬉しいことで、幸せなことなのかが
    わかるからこそ、新しい住処では、愛を必要としている人を
    愛してあげたいと思ったアルフィー。そうすることで自分自身(アルフィー)が
    幸せになれるから...

    マーガレットから受けた愛情というものが、どれほどのものだったのかが
    わかるような気がします。

    愛や幸せはただ待っていても来るものではない。与えてこそ
    受けられるべきものだとつくづく思いました。

    アルフィーのように旅にまで出ずとも
    幸いにして、すぐ近くに愛を与えたい人がいる。
    身近な大切に思う人に愛をあげよう。

  •  表紙が可愛すぎて一目惚れした一冊。

     平穏な日々から一転して、通い猫になったアルフィー。

     彼は、自分を受け入れてくれた人達に幸せになって欲しい。そう思いながら手を差し伸べていく。

     勇敢で温かいアルフィーが大好きになった。

     クレアとのエピソードと皆からのプレゼントの描写に大号泣。

  • ブクログで知った本。とても良かった!
    自分としては翻訳物はなかなかスムーズに読めないことが多い中、これは全くそんなことがなくて、没頭できた。

    飼い猫が家を無くしてから、通い猫となって新たに見つけた4つの家庭を行き来し、それぞれの孤独を癒したり不幸を追い出して幸福へ導く話。
    それぞれの人間を失望させないように忙しくせっせと行き来する様子や、「世話が焼けるな〜」と思っている様子がクスッと笑える。
    最後はなんだか泣けた。

    「うちのねこもこんなこと思ってるのかな?」とあれこれ想像しながら読むのが楽しかった。

  • とても面白くて、ほっこりしました♪

    章も細かく分かれていて、とても読みやすかったです。

    実際に私も猫を飼っていますが、やはり何か人間に対して察しながら行動しているのかな?と思いました。
    うちの猫も、私の体調が悪い時は静かにそばにいるし。喧嘩の時は、そーっと間に入ってくるし(笑)
    アルフィーのように言葉を理解しているのかな?と重ねながら読んでいました。

    アルフィーの優しい心に癒される作品でした。
    シリーズ物なので、次の作品も読みたいです♪

  • 今年に入ってから、ブクログさんの献本3冊目!嬉しい。

    作者がイギリス人ということで、住んでいたロンドンやイギリスを舞台にされると、やっぱり嬉しい。ちょっとした風習や慣習がとても懐かしく、アルフィーを立派な通い猫になる!と決心させたエドガー・ロードもきっとこんなのだろうなと容易に想像できて、楽しかった。
    アルフィーが、すごくがんばります。猫なのに。でも、その頑張りを自分で「僕って頑張ってる」とか「僕は健気だ」みたいなことを言ってしまうところが、とっても猫。そんなアルフィーが、たまらなく可愛い。猫を飼ったことがあるひとなら、にやにやしながら読むでしょうし、猫を飼ってみたいなと思っているひとなら、猫がいる生活を疑似体験できるでしょう。いずれにせよ、最高です。
    出てくるキャラクターたちもみんな、心根の良いひとたちで(あるひとりを除く)、脳内でこれはどの役者さんがいいかな、なんて考えていました。クレアは、ミシェル・ドッカリーかな、アン・ハサウェイでもいいな。ジョナサンは、はじめはキリアン・マーフィーかなと思ったけれど、クライヴ・オーウェンかなと思い、最終的にはヒュー・グラントが適任かもと。キーパーソンのジョーをジュード・ロウとかがやると面白いかもしれません。
    幸せになってないのに、どうして人間はそれをやめようとしないんだろう。という哲学的なことばを度々口にするアルフィーの観察眼が、彼をただのかわいい猫にはせずに、物語の主役として君臨させているのだろうなと思います。
    適度にリアルで適度に優しく、そして適度にファンタジー。読後、アルフィーに脚に擦り寄られたかのような、ふかふかのおなかに顔を埋めさせてもらったかのような、そんな幸せで満足した気持ちにさせてくれます。

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