あなたが気づくまで (ハーレクイン・クラシックス 694)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596736949

感想・レビュー・書評

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  • 事故で重体となったヒーローを捨てた双子の妹。
    代わりに彼と接するうちに恋をしてしまったヒロイン。

    ヒロインも言ってから結婚すべきだったけど、結婚して8か月も経って妻は妊娠中で、ていうその状況でそこまで許さない信じられないってなるのかな。
    ヒーローが頑なになって、そのツケが子どもにきちゃったのは可哀想。

    1997年。

  • 思わず目頭が熱くなってしまいました。
    途中で婚約者が入れ替わってしまうなんて、私がもし男でその立場だったら相手を責めるより「気づかなかった俺ってバカじゃねえ?」って落ち込むと思いますね……。一番愛している人を見抜けないなんて、ダメダメです。

  • 双子の妹と間違えられて、そのまま妹の婚約者と恋に落ちる話――というような感じだったので、ドロドロの愛憎劇みたいなのかなーと思ったら、そんなこともなく。
    ヒロインが恋に落ちるのも、相手の男が恋に落ちるのも、まるでひと目ぼれのような感じで、ちょっと拍子抜けした1冊でした。
    ただ、それでも読んでいて面白くはあったし、些細なやり取りとかがカッコイイので、☆3つです。

    でも、ハーレクイン系はヒロインが美人っていう設定が多いなあ、となんだか不思議な気分。意外と普通の女の子がいないんですね。

  • 疎遠な双子の妹ナターリャが事故にあったという知らせを受け、ナターシャは病院に駆けつけた。ところが妹はぴんぴんしていて、婚約者だという著名な弁護士チェイスが意識不明で横になっていた。重傷のチェイスは、助かっても体に障害が残るかもしれないと聞き、ナターリャは指輪を外し、彼を見捨てて病院から出ていった。ナターシャは放っておくことができず、そばで彼を見守った。時間がたち、うとうとしはじめた耳に苦しげな声が聞こえた。チェイスが目を覚ましたのだ。「ナターシャ…」私の名前を呼んでいる。ああ、また妹が私の名前を使ったんだわ。ナターリャは以前から姉の名が気に入っていた。彼は、しっかりとナターシャを見つめてまた名前を呼んだ。事情はあとで話そう。このシルバーグレーの目に笑みが戻ったときに。そう思ったとたん、体の奥に眠っていた感覚がうずきはじめた。

    本当のことを言わなかったヒロインもヒロインだけど、双子だと気がつかなかったんだから、ヒーローが怒れるわけはないだろうに。それでも理不尽に怒り続けるヒーローには幻滅する。反省がそれなりなので一応可。

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