花嫁の物語 (ハーレクイン・デボラ・シモンズ・コレクション 4)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2008年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596825049
感想・レビュー・書評
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「伯爵の憂鬱」
伯爵ヒーローx男爵令嬢ヒロイン
聡明でつねに穏やかで、所々天然なヒロインが素晴らしい!
退役軍人で怪我をしているヒーローは
自己憐憫が強くて一見堅物に見えるけども
実はヒロインの初めてを野外で奪ったり
喪服の下のレース下着に萌えたり
ストリップもどきを見せ付けて興奮したりと
そこそこ特殊な性癖の持ち主だと思われます。
ヒロインが話している時にも
妄想全開でほとんど話を聞いてなかったりするしね。
こういう看護系の中では、ピカイチの出来だと思います。
「不良公爵の賭」
公爵ヒーローxじゃじゃ馬ヒロイン
前にも読んだけど、どうしても平均点以上をつけられない。
放蕩ヒーローx真面目ヒロインは好きなはずなのに。
ヒロインが肉食系なのがだめなのか?
「願いがかなうまで」
騎士ヒーローx領主娘ヒロイン
賢いヒロインが何から何までやってあげすぎ!
ヒーローは結局何も行動していないじゃないか。
でもクリスマスの楽しい雰囲気が感じられて好きな作品です。 -
伯爵の憂鬱―父を亡くし、ほぼ無一文で残されたクロエは付き添い役として伯爵家に雇われる事に。元伯爵夫人に仕えるものと思っていたのに、相手は夫人の孫の伯爵・キット。
戦争で負傷し気難しい彼と、尊大な夫人との生活がクロエによって変わっていく…
<font size =1>ヒトコト感想◆温泉入りたくなる</font>
不良公爵の賭―退屈していた公爵ペイガンは、友人に挑発され“ある女性を落とす”賭けにのった。
対象は哲学者の娘スコラスティカ。
賭けの為に近づいたペイガンは、彼女の才気と情熱に惹かれていくが…
女性のための学校設立を目指す活動をする彼女は、放蕩者で悪名高い彼を敵とみなしていて。
<font size =1>ヒトコト感想◆テンプレな話だけどソコがイイかと。</font>
願いがかなうまで―ノエルは遠征中の騎士ベネディックとの結婚を夢見ながら、彼の城を守り帰還を待っていた。
ところが五年振りに帰ってきたベネディックに、クリスマスが過ぎたら城を出ていくように言い渡されてしまう…
窮地に陥ったノエルはクリスマスに奇跡を願う―どうか夢が叶いますように。
<font size =1>ヒトコト感想◆ノエルとベネディックの見解の違いによるすれ違いが…ノエル側が先走った感があるよ★
久々に会ったら、子どもだと思ってたのに…!なお話。
クリスマスの雰囲気が良いな</font>
私がヒストリカル・ロマンスに転ぶきっかけとなった方の新刊です
新刊、といっても過去にシーズンものアンソロジーに掲載された中編3話を一冊に纏めたものです。ですが、ここ数年、新作発表されていないので新品を手にできるだけでも嬉しい!たとえ全作品を既読でも!
中編だとちょっと物足りない感じがする…この三編のなかではふたつ目が好きかな☆
帯にあった“リージェンシーものの新作が12月に発売”のお知らせに小躍りです楽しみすぎ!
これを機に“予定されたまままだ書かれていない”らしい中世もの『ディ・バラ家シリーズ』の続きを書いてくれないかな♪
20081028