星をなくした夜 (MIRA文庫 SB 1-2)

著者 : サンドラ・ブラウン 霜月桂

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2001年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[enlikepotetoさんの感想 · 2006年1月31日]

ケリー・ビショップは男を探していた。内乱の中米モンテネグロ―その危険な密林をくぐり、9人の孤児たちと80キロ先の国境まで移動してくれる強い戦士を。酒場で目をつけた最もたくましい男に、ケリーは娼婦を装って誘いをかける。彼女の誤算は、その男が傭兵ではなく著名な写真家だったこと。そして、危険から守ってくれるはずの彼自身が、ケリーの心を脅かす危険な存在になったことだった。ベストセラー作家サンドラ・ブラウンの情熱的なアドベンチャー・ロマン。