過ぎ去った日は遠く (MIRA文庫 SB 1-20)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年1月15日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596913357
感想・レビュー・書評
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正確にはヒロインの子供ではないのだけど。実際はヒロインの姉とヒーローの子供。ヒロイン側は子供の存在をヒーローに伝えるつもりがなかったのに、ヒーローに子供の存在を伝える脅迫手紙が届いてばれてしまうという。
ヒーローの職業にはいろんなものがあるけれど、宇宙飛行士というのは珍しいかも。確かに一種のエリートではある。そして作品自体が二十年前に出版されたとかで、子供の親判定にDNAが出てこない。でも古さを感じるのはそのくらい。基本は普遍的な再会もの。ヒーローは子供に会った途端に子供にメロメロだし、子供も捨てられたも同然なのにヒーローにすぐになつくし、そのあたり必死で子育てしてきたヒロインがかわいそうな感じ。特に誕生日プレゼントはなんとなく先が読めていて、やっぱりって思ったけど、やっぱり酷い。ちょっとした小物ならともかく車の購入は相談すべきだろうと。