あの夏、湖面にまばゆく (MIRA文庫)

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制作 : 霜月 桂 
  • ハーレクイン (2009年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (590ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596913500

あの夏、湖面にまばゆく (MIRA文庫)の感想・レビュー・書評

  • <レイクショア・クロニクル>第一弾
    少女時代に太っていてメガネに歯列矯正と三拍子そろったオリビアは、毎夏祖父母の経営するキャンプ場ですごすのが決まりだった。
    そこでコナーと逢うのが、唯一の楽しみだった。
    9年後、再び二人は出会う。


    あらすじには「コナーに傷つけられ、捨て去られた」みたいに書いてあるけど、それほどでもないような。
    傷ついたろうけど、きっかけは同じ指導員たちの悪ふざけが原因だし。
    つか、ほんとアメリカってああいう人の気持ちを考えない悪ふざけする人いるよね。

    全体的に、すっごく一人ひとりを丁寧に書き込んでて、いろんな背景がよく判る。
    シリーズと言うことで、今回まだ明かされてないひどい策略がありそうでしたね。
    登場人物が多くて、過去と現在にいったりきたりしてるのに、うまくまとめてて素晴らしいと思う。

    最後におばあちゃんたちの金婚式で、みんなが泣かないようにして泣いちゃうところとか、フレディがすでに泣いちゃってたのとか、こっちまで泣きそうだった。
    てか、誓いの言葉をお互いに言ってる時は、泣けたわー。

    コナーも、良いヒーローだった。
    忍耐強いし(自分が忍耐力がないので、コレがあるだけで高評価)弟にも父親にも愛情深いし、隠された魅力をたくさん持ってるし、素敵だった。

    でも、すごく良かったんだけど、色んな人物・家族の背景を書きすぎてて、肝心のヒーローとヒロインの盛り上がりが、もうちょい欲しかったかも。
    結局、ヒーロー良い人過ぎて特に問題もないから、山場がないっていうか。
    いや、悪いとこなんかないんだけどなぁ。
    ただヒーローとヒロインのいちゃつきをもっと見たかっただけかも。

    ☆4つ。

  • みにくいあひるの子系のストーリーに弱いので期待して読んだんだけど、その部分はメインじゃなかった。
    ヒロインは室内装飾家、ヒーローは建設会社経営。ヒロインは歴史ある街(っていったってアメリカ建国後のほんの百年くらいのことだけどね)の名門一族、ヒーローはアル中の実父と恋多き母親の間に生まれた貧しい白人、どちらも両親が離婚していて、毎年同じサマーキャンプで過ごすうちに親しくなってほんの短い期間恋人として過ごすものの、初体験を目論んだ屋外デートの中断から長い年月が過ぎてようやく再会。二人はそれぞれの思い出深いキャンプ場改装のため一緒に過ごすことに。

    過去のサマーキャンプでの二人の思い出や、ヒロイン父のサマーキャンプでの思い出や、現在のキャンプ場での恋愛模様に「そんなにあれこれ起こる場所に子どもを行かせちゃいかーんっ!」と思ったけど、ある程度以上の生活を送るアメリカ人(特に白人?)にとってはサマーキャンプで子どもを鍛えるのは必須なんだろうか。あと未婚の母問題や離婚問題、人種や階級による恋愛の障害など、この作品も現代アメリカ社会の問題てんこ盛り。
    ヒーローとヒロインはなんとなくハッピーエンドっぽいんだけど、周囲のサブキャラ問題がシリーズ続刊に続いているようで(電子書籍化されてないから間が読めないんだけど)読後感はあまりすっきりしなかった。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    これが愛でなかったら、何が愛なのかわからない…。共感の嵐を巻き起こす全米大ヒットシリーズがいよいよ始まる!少女時代、太めで分厚い眼鏡をかけていたオリビアは冴えない思春期を送った。祖父母が経営するキャンプ場に毎夏やってくるコナーと会うのが唯一の楽しみだった。容姿端麗でなんでも器用にこなす彼に恋をしていたのだ―コナーが彼女の心を奪い、傷つけ、捨て去ったあの夏までは。時が過ぎオリビアは今、見違えるほど美しく変貌を遂げ、室内装飾家として活躍していた。老朽化したキャンプ場を改修したいという祖母の願いを叶えるため、彼女は苦い思い出の残る地へ向かう。そこに予期せぬ再会が最悪の形で待っているとも知らず…。

    長編といえば長編だけど、いろんなカップルが入り乱れちゃって、ちょっとごたごたしすぎた感じがぬぐえず、読むのに時間がかかってしまった。
    いろんな人の恋愛が現在と過去の両方からアプローチするにはページ数が足りないね。長いのにエピソード的にはあっさり終わっちゃって残念。でもシリーズものだから全部読んでからの判断のほうがただしいのかも。
    フレディ、ジェニー、デイジー、彼らの恋の行方も、親子関係も気になったままのエンディングでした。

    Summer at Willow Lake by Susan Wiggs

  • 〈レイクショア・クロニクル 1〉冴えない思春期をおくった室内装飾家のヒロイン。彼女の仕事依頼を受けた建設会社経営のヒーロー。
    このシリーズは 2人が出逢った過去の甘酸っぱい思春期の頃を 現在の2人の関係に挟み込むように話が展開していくのだ。そしてキャンプ場の存在は初恋とともに当時の若者達の記憶に鮮明に残っている。
    最初とても読みにくいと感じるかもしれない。慣れるまで時間がかかってしまった。
    それぞれが過ごした長い時間の経過と この場所で再会してからの彼らは大人になっているけれど 当時の気持がフラッシュバックして傷つきやすくなっているけれど 互いに理解を深めていく姿は新鮮だ。

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