恋のつぼみがほころぶとき (MIRA文庫 DM 1-5)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596913661
感想・レビュー・書評
-
ロマンス小説のカテゴリにおいておくのが、もったいないくらい、いい小説だ。
シアトルの毛糸屋の話。
「金曜日の編み物クラブ」と似たような設定、ストーリーだけど、こっちのほうが、断然いい。
金曜日の~は、詰め込みすぎだし、うまくできすぎ感がつきまとったけど、こっちは、さらりとしてて、読みやすい。
この作者さんって失読症だったっていうので、読みやすいように書いてるのかな?翻訳にありがちな違和感もなかったし。
編み方が載ってるベビーブランケット、編んでみたくなる。
デビー・マッコーマーのサイトで編み上がった作品の写真も載ってますが、すごく素敵。ベビーもいないし予定もないけど笑
ほんと残念なのは、ハーレクインハーレクインした、タイトルとカバー…これじゃ、手に取る人は限られちゃうよね。せめて、ヴィレッジあたりで、シンプルな表紙でだせば、もっとヒットしたんじゃないかなーーー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みんなが幸せになって良かったわ。
-
図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
リディアはこれまでに2度癌を患い、そのたびに恋人を失った。苦しみと悲しみを乗り越えた今、念願の毛糸店を開き、そこで編み物を教えることにした。集まったのは3人の女性。みな、冷めた夫婦愛、不妊、初恋の再燃など、さまざまな悩みを抱えている。そんな彼女たちにとって編むことがしだいに癒しになっていくのを見ながら、リディアは隠やかな日々を送っていた。ところがある日、店に突然現れたハンサムな男性ブラッドを目にし、彼女の心は大きく揺さぶられた。その瞬間、恋に臆病なリディアの、世にも切ない物語が始まった…。
久々のデビー・マッコーマー。
ありゃ?こんな作者さんだっけ?いいんですよ、面白かったので。
でもイメージが違う。。。また誰かと混同しているかしら?
女性4人の視点から書かれた1つの物語。
世代も環境もまちまちだけれどおのおのの悩みを抱えている。その悩みがクロスしていく様もおもしろかった。
編み物しながらおしゃべりするってどの国でも共通なのか。
恐竜のプリントのあるセーター 青年牧師に渡すセーター ベビーブランケット 見てみたいなと思いました。
The shop on Blossom Street by Debbie Macomber -
リディアはこれまでに2度癌を患い、そのたびに恋人を失った。苦しみと悲しみを乗り越えた今、念願の毛糸店を開き、そこで編み物を教えることにした。集まったのは3人の女性。みな、冷めた夫婦愛、不妊、初恋の再燃など、さまざまな悩みを抱えている。そんな彼女たちにとって編むことがしだいに癒しになっていくのを見ながら、リディアは隠やかな日々を送っていた。ところがある日、店に突然現れたハンサムな男性ブラッドを目にし、彼女の心は大きく揺さぶられた。その瞬間、恋に臆病なリディアの、世にも切ない物語が始まった…。
デビマらしい女性たちの群像。主人公をはじめその他三人の女性たちのさまざまな悩みや不安、喜びや愛が読ませる。ただ複数人を扱っているため印象は散漫。