気まぐれなワルツ (MIRA文庫 CC 1-24 伯爵夫人の縁結び 3)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2010年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596914408
作品紹介・あらすじ
公爵令嬢カリーは結婚を望んでいるが、言い寄ってくるのは家名や持参金目当ての男性ばかり。自分自身を愛してくれる人はいないのかと嘆いていたとき、仮面舞踏会で見知らぬ男からダンスに誘われる。仮面越しにもかかわらず、たちまち惹かれ合った二人は、テラスの陰で素顔を明かして名乗り合う。ブロムウェル伯爵はカリーの美しさに目を奪われているようだ。ところがそこへ兄が現れ、彼女の言い分も聞かずにブロムウェルを罵った。彼に会うことを禁じられて激怒したカリーは、縁結びの達人フランチェスカのもとへ駆け込み…。
感想・レビュー・書評
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カランドラ思った以上に箱入りだな。
終わり良ければ、ではあるが、しかしなんというか、胸糞要素が多いシリーズだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
展開は読めるけど、こういう状況はドキドキするよね(笑)また勘違いが...
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次はフランチェスカ本人の恋模様かしら?
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最終作の序章と言う感じ。ヒーローちょっと影薄かったので☆3.5。
冷静沈着な公爵も段々余裕がなくなってきたみたい。最後にフランチェスカが「女性不信になった公爵に私が花嫁を見つけてあげなきゃ」と決心する。次作ではそれを逆手にとって公爵がフランチェスカを攻め落とすのか、愛が通じないジレンマに爆発するのか…楽しみ。
それにしても、ダフネが策略を巡らさなければ公爵とフランチェスカは結婚していて、妹が死ぬ前に救いの手を差し伸べてあげられたかもしれなかったんだよな…と思うとダフネの罪は重いな。 -
〈伯爵夫人の縁結び 3〉ロックフォード公爵の妹ヒロイン。伯爵ヒーロー。ヒロインの一途な想いがなんとも切ない感じだが ヒーローのやろうとした事は悪いけど 彼の性格の良さも表面に出てて良かったよ。あのクソ意地悪い姉と対照的。にしても長く深い因縁だなぁ。
シリーズタイトルにある伯爵夫人とヒロインの兄との過去の出来事がとうとう判明しはじめて そちらの方がドキドキした。それにしましても あんな酷い姉をもったヒーローが哀れでなぁ・・・。