ビューティフル・レイン (MIRA文庫)

  • ハーレクイン
3.57
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本棚登録 : 13
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596916228

作品紹介・あらすじ

ノーラは視線をさまよわせ、広がる黒い水面を見て絶望に襲われた。暴風雨のせいで洪水が起きたのだ。家は流されて跡形もない。家族もなく、頼る相手もいない彼女はひとりで木に登り、体を木に縛りつけて耐えていた。恐怖の中、思い出すのはテイトと過ごした幸せな日々。8年前に彼女を捨てた憎らしい男なのに、彼の顔ばかり目に浮かぶ……。そのとき銃声が鳴り響き、ノーラは離れた家の屋根で起きた殺人事件を目撃してしまう。まもなく救助され、病院のベッドで目覚めた彼女の前に現れたのは、FBI捜査官となったテイトだった。

感想・レビュー・書評

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  • 先に最終作を読んでしまったので、
    そちらの方がサスペンス的なインパクトが強く…
    手に汗握る感も長く続くし。
    こちらはヒーローの家族問題なんかにも
    頁を割いたからなんだけど、
    それがすっきりしない(持ち越し?)のも
    もやもやした理由。
    最初にこれを読んだら、すごく期待高まるシリーズになったと思う。

  • レイン・シリーズ1作目。
    最近のシャロン・サラはロマンスや事件そのものの展開は、あまり印象は強くないけど、犯人側の心理描写や造形は相変わらずすごい。弱い人間が弱さゆえに、醜悪になっていく野を読んでいると、人間としての弱さが意識させられる。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)

    ノーラは視線をさまよわせ、広がる黒い水面を見て絶望に襲われた。暴風雨のせいで洪水が起きたのだ。家は流されて跡形もない。家族もなく、頼る相手もいない彼女はひとりで木に登り、体を木に縛りつけて耐えていた。恐怖の中、思い出すのはテイトと過ごした幸せな日々。8年前に彼女を捨てた憎らしい男なのに、彼の顔ばかり目に浮かぶ…。そのとき銃声が鳴り響き、ノーラは離れた家の屋根で起きた殺人事件を目撃してしまう。まもなく救助され、病院のベッドで目覚めた彼女の前に現れたのは、FBI捜査官となったテイトだった。

    近頃この作家さんの物語は天災がらみのものが多いなぁって思うのです。
    これは台風。
    シリーズ物みたいなので順番間違えずに読めたらいいな。
    テイトの周りのnice guyたちの物語がありそうな気がします。

    Going once by Sharon Sala

  • ストームチェイサーの話は続くの?

  • 4.5
    冒頭からガッツを見せるノーラと一途なテイト。
    家を失い命も狙われてるけれど、再開できた恋人との関係を楽しまない理由にはならないという描写がいい。
    ストームチェイサーはシリーズ3作目まで生き延びそうね。
    父と子の和解も持ち越し。

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著者プロフィール

シャロン・サラ Sharon Sala
農家の娘として育ち、農場主の妻となるが、日々の仕事が好きになれずに小説の執筆を始めた。
1980年に書き上げた初めての作品を出版社に送る勇気はなかったが、1985年に父親が亡くなり、二カ月後に姉妹が急死したことから一念発起した。
自分自身が夢をかなえた今、時には作品のなかで厳しい現実を描き、一方で、希望と愛を文章の端々に織り込んでいる。
RITA賞8度ノミネート、アメリカロマンス作家協会功労賞受賞、ロマンティック・タイムズ誌功労賞5度受賞をはじめ、受賞歴数多。

「2020年 『悲しみにさよならを』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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