侯爵を結婚させる方法 (MIRA文庫)

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制作 : さとう 史緒 
  • ハーパーコリンズ・ ジャパン (2015年8月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596916402

侯爵を結婚させる方法 (MIRA文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 教養もある元伯爵夫人が持ち前の人脈と誠実な人柄を武器として、「結婚仲介人」を仕事としている。そのフェザーストーン伯爵夫人の元に、名うてのプレイボーイである侯爵が花嫁捜しにやってきた。
    彼は「持参金を持った令嬢」とすぐにでも結婚したいのだという。
    愛ではなく金のために結婚するのだと広言してはばからないイケメン侯爵に、伯爵夫人ベリンダは激しい嫌悪感を覚えるが、、、

    実はベリンダが覚えたのは嫌悪感だけではなく、当の侯爵ニコラスも同じで、共にひとめで惹かれ合ったということになります。
    結局、ラストで二人は結ばれ、他人の金を当てにせず、自らビール醸造業で身を立てようとするニコラスに、ベリンダも愛情だけでなく敬意を抱くようになります。
    ニコラスは幼いときから父親であるランズダウン公爵の過干渉を受けてきて、夢も理想もすべて打ち砕かれてきました。放蕩者の仮面を被るのは、父親への精一杯の反抗だとベリンダは見抜きます。
    一方、ベリンダはアメリカ人の資産家令嬢で、かつて侯爵と同様、金目当ての夫に言葉巧みに誘惑され結婚したという過去があります。そのため、二コラスを亡くなった夫と同類の女性の敵のような男だと見なすのですが―。
    無垢なアメリカ人令嬢たちを財産目当てのニコラスの毒牙にかけてはならない―と、彼の結婚をことごとく邪魔する中に、自分の心の中にそれだけではないニコラスへの思慕が混ざっていることに気づき、、、

    スートリーそのものはこみ入っているわけではありません。単純明快で、これだけの―四百ページを越える分量を費やす必要があるのかとの疑問もよぎります。
    ただ、その分、ページを費やしているだけ、ゴールに至るまでの二人の心の有りようや変化がとても丹念に描かれているともいえます。
    結局、ニコラスはベリンダの前夫のような男ではなかったわけですが、男気があって優しい人柄は個人的にもとても好感のある男性のように思えました。
    へリンダも最初は不幸な結婚をして早々と寡婦になったわけですから、今度こそは幸せになって欲しいと思います。
    起伏があまりない反面、好感のもてるキャラたちに惹かれ結末の知りたさに読み続け、かなり読むのに時間がかかってしまいました。

  • アメリカ女性の結婚仲介人をしているヒロインと信託資金を打ち切られたので結婚せざるを得なくなったヒーロー。
    いきなり最初からヒロインへの欲望を感じるヒーロー。ヒーローへのちょっとした意地悪やズバズバ言うヒロインが楽しかった。最初はヒロインに結婚相手を探してもらう為だったけど、誰かを紹介されるにつれヒロインじゃなきゃダメだと思い始める。そこからヒロインに正論をグサリと言われ、ヒロインから尊敬されるような人間になろうとするヒーローが良い。
    遊び呆けてないでもうちょっと計画的に生きてこればねーとも思うけど(笑)
    ヒロインの亡き夫がナチュラルクズだったからエピローグでヒーローと幸せな姿が見たかったな。

  • 重くも、深みもなく、さらっと読める一冊
    ヒロイン最後に大博打 こつこつ貯めた虎の子全財産をヒーローの事業に投資する 
    大丈夫か? 不安を残す終わりかただったw

  • う~ん、全然進まないけど、読まないとお金もったいないし…という状況。
    ヒーローがヒロインのことが気になるのは分かる、でも、ヒロインがやや頑な(私の苦手なタイプ)で人格的魅力を感じさせるようなエピソードも特に無いのに、ヒーローが「これは単なる欲望ではない。それ以上のものだ」って思い始めるのが謎でなかなか入り込めない。まだ半分しか読んでないのに…

  • アメリカ人の資産家令嬢と貴族との結婚仲介人の仕事をするヒロイン・ベリンダは、過去の結婚で不幸な思いをした人物。
    放蕩の挙句、父親から資金を切られ、結婚するしか道が無くなったヒーローのトゥルブリッジ侯爵ニコラス(ニック)に対して、ベリンダは自分の過去を重ねており、かなり辛辣な態度。
    ニックもこれでもかという甘えた考えと父親からの反発心を持っており、前半の展開は笑えるところもあるが、かなり苦い。
    だが、そこを乗り切って後半にヒロインからのぐさりとくる指摘をされると、ニックがとてもいい男に変身!
    ベリンダのラストの啖呵とともに、ぐっとくる展開が待っております。
    良いロマだった。
    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4876.html

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侯爵を結婚させる方法 (MIRA文庫)の作品紹介

ある日、社交界一の結婚仲介人として知られるベリンダのもとに、トゥルブリッジ侯爵が訪ねてきた。侯爵のことは噂でしか知らないが、常に女性をはべらせる、ベリンダがこの世で何より嫌いな“放蕩者”らしい。身構えるベリンダに侯爵は、自身の困窮した経済状況を明かし、「裕福な花嫁を探してほしい」と切り出した。お金目当ての結婚だなんて! 彼にはどんな女性も紹介したくないわ――だが半ば強引に説得され、ベリンダは渋々花嫁探しを手伝うことに。そればかりか侯爵は、なぜか誘惑めいた不埒な眼差しをベリンダに向け……。

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