灰かぶりの令嬢 (MIRA文庫) (MIRA文庫 CK 1-4)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2016年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596916952
作品紹介・あらすじ
英国の小さな港町の片隅で、エレノアはひもじさに耐えていた。子爵の非嫡出子であるばかりに世間から見放され、宿屋を営む祖母と暮らしているが、この半年はひとりの客さえ来ない。ついには長い髪を切り売り払ったとき、港に停泊した船の艦長オリヴァーが宿泊に訪れる。到着するなり体調を崩したオリヴァーをエレノアは懸命に看病した。オリヴァーは厳めしいが、彼女たちの窮状を察すると温かい食事を与え、心地よく暮らせるように取り計らってくれる。エレノアは淡い思いを募らせるが、人並みの幸せなど望めるはずもなくて……。
感想・レビュー・書評
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未亡人にするのが嫌だから未婚を貫くという考え方もあるんだな。
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3.7
ナナとオリヴァー
父親が想像以上にクズ
そのほかの人びとには愛があふれている -
安定のカーラ・ケリー 海軍ファンになりそう
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なぜこんなに暖かく心に染み入るストーリーが描けるのだろう。読後はしばし余韻を堪能しました。
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艦長がひたすら、ほんとうに、頁をめくれば必ずひとつふたつ、というくらいナナの素晴らしさを挙げていて、恋に落ちるとはこういうことだってな感じ。
テメーレア号についての記述があって、てことはその名を授かったセレスチャルドラゴンも飛んでんじゃーん!って一瞬思ってしまった。His Majesty's Dragonの2年後に出版されてるから意識したのかな、なんてな。