情熱の罠 (ハーレクイン文庫 131)

著者 : リン・グレアム 有光美穂子

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2008年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2017年7月3日]

ヒロインは事故を起こしヒーローの高級車と衝突してしまう。保険の期限切れで修理費用が払えなくなったヒロインはヒーローと話をするため彼の会社に向かうが、そこで事件に巻き込まれーー。

ぬるい誘拐だなwとまずは思った。
ヒーローは失礼なほど疑り深いし偏見を持っているが謝れるしわりと優しい。
ヒロインはなかなかユーモアがあって楽しそうな子。
そして愛人の女性がこれまでハーレクインで見た中で一番優しくて感じが良かった。
話としてはリン・グレアムにしてはわりとアッサリしている。

1996年。

[sayabooklogさんの感想 · 2015年9月18日]

もしもリングレがコメディだったら、な作品。ヒーローは早とちりで癇癪持ちだけど、公正でどこか天然そしてデレ。ヒロインは口が達者で、道徳手帳に×を付けたり焼き捨ててみたりと忙しい。
「父親になりたいとは思わないって言ったわ」
「当然だろう…結婚もしていないのに」
そういう理由？

[sasaki3さんの感想 · 2015年3月30日]

すぐ欲情に流されず毅然とした態度でヒーローに言い返せるヒロインに好感がもてた。ヒーローもヒロインにメロメロなのが明白。

[本読み隊さんの感想 · 2013年5月13日]

ブガッティのスーパースポーツ（25万ポンド）を廃車の恐怖ッ！彼の魅力にもガクガクブルブル。

一所に定住しないヒッピーの母のせいで、極度に警察を恐れてしまったために、売春婦だと思われたベラは、偏屈老人ヘクターと住む画家。
一風変わった彼女に興味を惹かれた銀行家のリコは、車の事故で必至になるベラに言い寄ろうとした所を拉致されてしまう監禁ものロマンス。

僕をなんだと思っているんだ。借金取りか？　…その通りだ

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