花嫁の値段 (ハーレクイン文庫 321)

著者 : ミシェル・リード 雨宮朱里

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2010年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sayabooklogさんの感想 · 2015年9月12日]

ヒロインのために行動するヒーローがとてもいい！ヒロインの生い立ちからくる人間不信は相当なもので、そこを諦めずに見守り続けたヒーローは偉い。

[本読み隊さんの感想 · 2015年7月8日]

ギリシアのある島を手に入れるために、気に入らない男の娘ミアとの結婚を承諾したアレクサンダー。
父がほしいのは、財産を託せる跡継ぎの孫息子。
ミアが手に入れるものは何だと彼に聞かれ、５百万ドルだと嘘をついたけれど…

激情と蔑みの前半と、彼女の苦悩を理解したヒーローによる信頼までの献身の後半でございます。
父による陰惨な駆け引きの道具として男性を信じられなくなってしまったヒロインがとても不憫。
次々に明かされる真実とともに、怯える彼女を読者もヒーローも理解し、その上で、男性視点のないヒーローの気持ちがにじみ出るような後半がぐっとくる構成となっております。
お勧め鬼ロマ。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4524.html

[kina-koiさんの感想 · 2011年10月31日]

ミアは冷血な父親によって、アレクサンダーと結婚し息子を設ける取引をする。ミアになったつもりで自分を犠牲にする陶酔を味会いましょう。夫はハンサムで実力も有り、ベッドでは夢中にさせてくれます。しかし、ミアは妊娠するまでの数カ月、閉じ込められた屋敷で孤独な生活を…、意地っ張り同士のカップルです。
最後は冷血父をぎゃふんと言わせて爽快です。

[南青山さんの感想 · 2010年11月5日]

ヒロインがしつこく強情っぱりなのがちょっと。

[ちゃあさんの感想 · 2010年8月27日]

1999-08 初版R-1509