公爵のためらい (ハーレクイン文庫 392)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
3.38
  • (0)
  • (4)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596933928

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シークレットベビー、再会もの。

    登場人物がほぼ善人で、亡くなった夫も使用人もいい人すぎて…
    悪役もそんな最期?みたいな退場っぷり。

    家族として馴染んでいく姿もほのぼの‐

    ちょっと盛り上がりに欠けるかも‐けど安心して読めるお話しでした。

  • マーガレット ムーアですが、中世ではなく
    リージェンシー

    可愛らしい娘と、美しい妻のいる素朴な風景に憧れながらも、娘のことを思う彼女の気持ちを受け入れる彼。
    涙がにじむ一途な彼の思いが素敵ロマンス。
    地味な話ですが、しっとりとした雰囲気の味わいのあるお話でした

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2710.html

  • ヒーローはヒロインがキッカケで更正したイタリア帰りの元放蕩者。
    もっとガンガン誘惑していくのかと思いきや、子持ち未亡人なヒロイン側の事情に配慮して、実に穏やかなアプローチ…というか、家族ぐるみでの交流。
    いかにもな悪役は義弟だけで、てっきり嫌がらせくらいしてくるだろうと思っていたヒーローの婚約者候補のお嬢様も義弟の妻も実に大人しいものでした。
    そのせいか、盛り上がりが地味で、短い話にも関わらず、退屈な印象。
    子どもとの交流シーンはなごみますし、いかにも続編に登場しそうな脇役もチラチラで、のんびり読みたい方にはいいかもしれません。

  • 十年前屋敷で一晩共にした彼と再会、あまりのショックからヴェルティは娘の手を取り自宅へ帰る。すぐに彼から離れなければ、この秘密だけは知られてはいけないと思い・・・ジョスリンはたった一夜限りで出来た娘だということを・・。 肉親に恵まれず、10年も秘密を守り通してきた、強い精神力だのあるヒロイン。 なくなった夫とは愛し愛される関係だった。ヒーローもヒロインとの一夜限りの出来事で放蕩生活から足を洗い、10年間、後悔とむなしさで田舎生活を送。互いに自分を責めてきた10年、いざ再会すると二人の情熱は熱くなり・・・。 特にヒーローはもう後にも先にもヒロインと娘の未来しか考えてなく、唯一愛した女性を得ようと必死に頑張る姿が素敵でした。 義理弟のしでかした事件から噂社会から真正面に立ち向かう決心をていく、ハーレクインロマンスらしくて良かったです。

  • イタリア帰りの放蕩者公爵と言うには余りに弱気。娘と愛する未亡人を手に入れたいなら脅迫でもすればいいのよ。似ているから二度と娘には会わないでと言われて、涙ぐんで別れを告げるんじゃない!

  • 未亡人ヒロイン。公爵ヒーロー。
    てっきり亡夫に虐められて忍耐強いヒロイン像を思い描いてたんだが大間違いだった。ちっ。放蕩者が心をいれかえる切っ掛けは相手次第なのだな。ヒロインの義弟がキモすぎたが最後は天罰が下されてホッとした。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

(Margaret Moore)
カナダの政治哲学者。カナダのウェスタン大学にて哲学修士号を取得後,ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにて,ジョン・シャルヴェの指導のもと,政治学博士号を取得。その後,カナダのヨーク大学,ウォータールー大学を経て,現在,クイーンズ大学政治学部(および哲学部)教授,ならびに民主主義と多様性研究センターのセンター長を務める。著書に,Foundations of Liberalism (Oxford University Press, 1993), Ethics of Nationalism (Oxford University Press, 2001), A Political Theory of Territory (Oxford University Press, 2015), Who Should Own Natural Resources? (Polity, 2019) がある。

「2020年 『領土の政治理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マーガレット・ムーアの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×