- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620013169
感想・レビュー・書評
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さすが、ばなな先生
優しく強く、違うことを見極める力詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公は、みなしごの幹。
急ごしらえのワカメのベッドに寝かされているところを、天啓を受けた大平家に引き取られ、愛情をたっぷり受けて成長する。
その事実を隠す事無く、愛情を注ぐ大平家の人たちの強さ優しさ。
それを受け取って、まっとうに生きようとする幹。
大切な人の死、引き寄せられる人、受け入れられない人。
様々だけど、自分を生きること…大事よ -
本館 新湊 立山
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幸せはあくまで自分で感じるものだから、周りから見てどうであれ自分が自分の幸せを感じられていることが大切だと思った。
私もこの主人公のように自分の幸せを感じられて、少しでも良いから大好きな人たちがそばに居る暮らしをずっとしたい。 -
光。闇があろうが自分で光の方にぐいっと寄って生きていく強さと優しさと諦め。「花のベットに寝転んでるような生き方」「違うことをしない」…おじいちゃんの言葉が響く響く。大人ってこうあるべきだよなあと思う。幹ちゃんの家族のように。子がいてくれるだけでとにかく幸せだって。物語だがスピリチュアルな部分を強く揺さぶってくる。読んでいてもなんだかまぶしくてフワフワする。これは何度も読んだ方がいいと自分の中の何かが感じている。
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悪い環境で育ってもいいところだけを取り上げて生きる。