忘れられた帝国

著者 :
  • 毎日新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620105376

感想・レビュー・書評

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  • 帝国は、首都と郊外のあいだ、この世とあの世のあいだ、神と人のあいだ、日本と他国のあいだに挟まれたところにあるらしい。
    著者が言うようにこの小説は郊外が舞台だ。現代ではなく昭和の郊外。
    この小説を読んで懐かしく感じるのは、そのせいだろう。それと安心もする。この社会から逸脱する生き方もあるのだと教えてくれるから。がんじがらめの社会だと思うけど、視点や心持ちを少しずらすだけで違う世界があるのだ。この小説でいう帝国が。私もできるならなりたい。帝国の住人に。

  • 便器から狂ったように読み続けた。

著者プロフィール

作家

「2018年 『現代作家アーカイヴ3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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