本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (631ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620105703
感想・レビュー・書評
-
教科書でおなじみの高野長英が逃亡生活を送っていたとは。
彼はどうなってしまうのかとページを捲る手が止まらなかった。
結果が知りたいあまりに季節のうつろいなどの描写は読み飛ばしてしまった。
運が悪いといえばそれまでだけれど、
そんな状況でも必死に生きようとした長英の信念がすさまじい。
最後には顔まで焼くなんて。
そして、長英を匿い支えた人たちの心意気もすばらしかった。
驚いたのは、江戸時代の捜査機関が意外なほど緻密で行き届いていたこと。
地方まで張り巡らされた捜査網を6年間も逃げ延びた長英は、ある意味運がある人だったのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示