ダイスをころがせ!

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著者 : 真保裕一
  • 毎日新聞社 (2002年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106540

ダイスをころがせ!の感想・レビュー・書評

  •   選挙戦の話は、まあおもしろいけれど、やたらとこだわる高校時代の恋の話がまたその話かという感じでいやだった。健一郎の家族の問題もあるし、達彦のおじいさんの話にマキの夫。あれもこれも詰め込みすぎてなんかどれも中途半端な感じになった。サキにこだわったのは、最後にまとめがあったけれどなんだかなあって感じだった。

  • お金をかけない選挙戦。

  • 【ダイスをころがせ!】 真保裕一さん

    バリバリの商社マンだった駒井健一郎。
    彼が手がけた秋浦市の老人ホームの建設計画が着工目前で白紙撤回とな

    り、彼は責任を取らされ子会社への出向を命じられた。この出向は彼の

    プライドを甚く傷つけた。彼は会社を辞め新しい職を探していた。
    そんな折、健一郎は旧友・天知達彦に呼び止められた。彼は勤めていた

    新聞社を止め、次回の衆議院選挙に地元の秋浦市から出馬するという。

    そして、達彦は健一郎に自分の秘書になってもらえないかと持ちかけて

    きた。無所属で出馬する達彦に健一郎が中心となり旧友を集め素人集団

    で選挙戦に挑むコトになった。。達彦は秋浦市の不明朗な会計にも切り

    込むコトも公約に掲げた。
    かつて一人の女をめぐったライバル同士の達彦と健一郎。
    苦い思い出に引きずられながら、またある面、疑心暗鬼になりながらも

    力をあわせて選挙戦に挑む。そして、選挙戦を戦う中で仕組まれた市の

    公共事業にもつきあたる。。この公共事業は達彦が新聞社を辞め、健一

    郎が商社を辞めるきっかけとなった事案だった。



    読みやすい本で面白かったですが、先に読んだ3冊に比べると見劣りするかな。。個人的な感覚で順番をつけるとすると、「デパートへ行こう」「ローカル線で行こう」「ホワイトアウト」「ダイスをころがせ」の順になりますね。。

  • 選挙を これだけ 丁寧に書くのは おもしろいですね。
    選挙制度の矛盾が 緻密に書かれている。
    無所属で立候補する というのは 並大抵ではないことをしる。

    天知達彦 東大卒 新聞記者・・・・が 無所属で立候補する。
    故郷の静岡県秋浦市で 老人ホーム計画の内実を暴いたが
    その老人ホームが 大型開発に変更される・・・
    真実は どこに・・・・。
    理想をもって 正々堂々と戦おうとする。

    高校のとき ライバルだった コマケン に秘書として手伝ってほしいと
    依頼する。
    コマケンも 商社から 子会社に飛ばされ リストラにあっている。
    家族を 東京に残して 故郷に戻り・・・・
    なかなか大人になれない 自分を いらだたしく思っている。

    達彦のおじいちゃんだった 祖父が 静岡県知事だった。
    しかし、疑いをかけられて 辞職している。
    そのなぞを 個人的にも明かしたいと思う。

    選挙は 自分だけでなく 自分の家族の歴史も
    明らかにされていく。それは やむをえないことだ。

  • 選挙に出馬した友人を支える中年男の青春ストーリー

    ミステリーを交えながら、選挙という一世一代の大ばくちにでる。

    詳細は、、、覚えてない。

  •  選挙を題材にした小説。十年も前に書かれた小説で、若干古くさく感じる点があった。綿密な取材をし、現実に即した小説を書く作家なので、時の流れは辛いものがある。リアリティーを保つためか、当時の政治状況をそのまま物語に持ち込んでいるので、現在の感覚で読むとお話自体がどうも安っぽく感じてしまう。まったくの素人が国政選挙に打って出るという例も、現在では珍しくもなんともなく、実際素人が政治家をやっている。
     ま、それはさておきこのころの真保裕一は東野圭吾と双璧って感じだったんだよな。今はちょっと差が付いちゃったけど。最近では歴史小説などもお書きになっているようだが、まったく食指がのびない。『ダイスを転がせ』も読みものとしてリーダビリティーがあるし、ふつうに面白かったけど、まさに熟練作家のやっつけ仕事という感じで、連載小説にありがちな焦点の絞り切れていない散漫なストーリーになってしまっている。

  • 三十台ってこんなに熱くなれるのか~

  • 今度は選挙か・・・。内幕ものとしては大変面白い。結末が明かされないのでどうにも溜飲が下がらないが。もうすこし破天荒でもよかったか。

  • 商社を辞めて妻子も出て行ってしまった駒井健一郎は,
    高校の同級生で新聞社に勤めていたはずの天知達彦から,
    こんど衆院選に立候補するので秘書として手伝ってほしいと頼まれる。
    健一郎はあきれる妻と幼い娘を東京に残して地元静岡で選挙活動に邁進する。

    健一郎が会社を辞めた原因であり,達彦が新聞記者を辞めて
    政治家を志したきっかけでもある老人ホーム建設計画や
    高校時代の友情や恋愛など,ストーリーの仕掛けもありながら,
    一方で選挙活動の内容がわかる立候補マニュアルとしてもおもしろい。

  • この本を読んで以来
    行かないかん!って思い
    きちんと投票に行くようになりまシタ。

  • ちょうど民主党主選の真っ最中。
    読むと、選挙期間中は本業がおそろかになる理由がわかった気がする。
    ちゅーか、現実世界では、選挙が祭りなのはわかるけど現役議員は本業が二の次になっちゃ困ります。堂々と「選挙が一番の仕事」とか言われても。

    ラストは...こうするのが一番いいのかな。

  • 新人候補の選挙の話です。

  • こんなに熱くなれるかなあ。

  • 政治はかくもバカバカしい。

  • 宮崎県知事選挙を思い出させます。

  • この作家さんの取材力は凄いと思うけど、読者に「取材力」を見込まれるようじゃ駄目だと思う。取材した資料を自分の物語に違和感無く溶け込ませないと。取材部分の説明臭い部分だけ浮いてる気がする。でもこの作家さんのエンターテイメントっぷりは大好きv「ダイス〜」はちょっと青臭くて、好みではなかったけど。

  • フィクションなんですが、とある男性が代議士を志し、当選するためにあらゆる努力をする。政界に疎い私には、わかりやすい小説でした。

  • 選挙を軸にした軽いタッチの作品で面白いのだが作者のファンにはすこぶる評判が悪い作品。

  • 選挙に行かなきゃね

  • もう、最高の作品です!この作者は「ホワイトアウト」でご存知の方も多いはず。他にも「連鎖」「震源」など秀作ぞろいでハズレのない作者ですけど、これは何と!「選挙」の話です。

    真保裕一が選挙を題材にする話ってどんなのだろうと興味を持って広げた1ページ目からもう目が離せなくなるような内容でした。一応ミステリー作家として少しくらいは謎もありますが、それはおまけのようなもの。選挙運動を通じて34歳の大人の自分を見つける物語と言ったらいいでしょうか?「前例なき選挙青春小説」ってあるけど、きっと私みたいなオヤジだから青春って言われてもすんなり読めたのかも。

    思えば、2年ほど前の選挙では森首相が「無党派層は寝ていてくれればいい」と言うような発言して話題になりましたが、ちょうどその選挙を題材にしています。そして、人生も選挙も寝ていてはいけないと言う強烈なメッセージに取りましたが、、34歳以上の方で政治に無関心になりがちで投票に行っていない人は必読か?(笑)。

    私個人はほとんど選挙では寝ていることはないけど、投票は全然しがらみなく、誰からの誘いも笑顔で後援会名簿に登録しますが、投票は最後の政策を読んで投票します。ほとんど反自民のようになってしまうので、勝率はとっても悪い疫病神のような投票者です。でも、こうした1票がもっと増えるといいのでしょうね。
    なお、作中の選挙区は静岡十区。十区は架空らしいけど、どうして静岡なのか?そのこともあとがきに触れていましたが、なるほど、、、と。
    2002.5.5

  • 選挙について勉強になったし、それでいて説教くさかったり、説明がうるさかったりしなくて、普通に面白かったっす。

  • いつものことながら、この方の取材力は、すごい。
    偽札造りを題材とした「奪取」や「震源」等々
    各分野の題材に、徹底した取材で書き込まれた作品群。
    文豪と呼ばれる人の作品も 良いが
    今、良い作家の方々と 同じ時代を過ごせることは
    きっと 幸せなのだろう、と 思う。

  • 選挙前に、一読したい本です。

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ダイスをころがせ!の作品紹介

事業失敗の責任を押しつけられ嫌気がさし、総合商社を辞した駒井健一郎。元中央新聞記者で、故郷・静岡県秋浦市からの衆院選立候補を決意した、健一郎の高校陸上部での親友にして恋敵・天知達彦。二人は、理想と、ある目的とを胸に、徒手空拳でコンビを組んだ。夢と情熱にほだされて、応援に立ち上がった同級生たち。私たちが手にしているダイスを、今こそころがそう-この国を変えるために。そして自分を変えるために。1999‐2000年、宙ぶらりんだった「34歳」たちが、衆院選を舞台に"第二の青春"を燃やし尽くそうとしていた…。

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