東京少年

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著者 : 長野まゆみ
  • 毎日新聞社 (2002年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106557

東京少年の感想・レビュー・書評

  • よくある家族再会の話かと思ったら全然違った。




    手がかりが「黒椿」というのも粋な設定だが、黒椿を追い、主人公が次々と知り合っていく人が実は全部自分に関係する人だったなんて・・・。
    甘えたいときに甘えられない、甘えたいのに甘えられない、人に取られたみたいでいやだ・・・。
    子供と大人の感情の入り混じる思春期の主人公の心の葛藤にはかなり共感した。

  • ざわざわした街と少年のお話。やることは大人びているのに、嗜好は子供っぽいところだとか、些細な引っ掛かりが愛おしいギャップとして読めたりして、私はすきです。

  • 大人の事情に振り回される少年。
    でも、ちゃんと愛情を注がれ感じているし、ほのぼの。

  • なかなか難解でした。

  • 長野まゆみ特徴の同性愛表現は少なめ。
    親子のことと、黒椿のことが常に話題の中心。
    主人公の心情や恋慕の情より、主人公のまわりにいる
    人たちの情の方が伝わってきた。

  • 登場人物の静かさ。結構意外な展開が多かった。

  • 植物が出てくる綺麗な物語。

  • 最近長野作品があまり楽しめなくなってしまったけど、やっぱりこの作品は好き。
    その一方で、主人公がこうも無力でなければ、もっと行動力があれば、物語がもっと動いて面白くなったかもしれないのに、と少しさびしく思う。

  • 人間関係が複雑だし、結論をはっきりと書かない。…推理小説かよ!と突っ込みたくなった午后。
    ふわふわしてて雰囲気重視的なイメージで読み始めたため、途中でわけがわからなく。

    以下若干ネタバレ

    さくらおとキクは好きあってたんですね?
    で、つのめがわはさくらおの弟くんが好きで、キクの許嫁だった。(再婚相手は弟さんでいいんですよね?)

    事態の収束には、つのめがわがキクと再婚する、というのが嘘でもある程度有効そうだった?
    連兄弟と光さんの存在意義はもう一回読み直さなければいけなさそうです。

    さくらおは主人公のつむじをみて、キクが父親と思…いこもうとした。(真相不明)

    これ結局カトリさんの正体は文面のヒントだけで特定できるんですか?

  • 相変わらずの、大人に振り回される可哀想な少年。なんだけど、いつもより主人公色が薄かった?ロクが主人公っていうよりはロクを通して周りの大人たちが主人公って感じ。だから美少年美青年って描写も格段に少なかったな。
    黒椿を巡るいざこざ、最初はもっと雰囲気っぽいふわっとした話かと思ってたけど割と下世話な話だったな~。
    結局解決してだいたい元に戻って終わりだけど、ロクはなんかやっぱ可哀想なままな感じがする。光さんとの絡みはもうないのかな。
    もっと話広がるのかと思ってた…

  • 再・・・読。花糸も花粉も限りなく黒に近い黒椿と≪Tsunomegawa≫の謎。謎は主人公の秘密と絡んでいく。不器用な大人がたくさん。孤独と思われていた主人公は、気付かないうちに繋がりを示すものを与えられていて、本当は孤独なんかじゃなくて。男性の登場人物より、女心のいじらしさに、胸が切なくなりました。この主人公はどういう成長をするのかな。ちょっと気になりました。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ある日ぼくは、母に通じる手がかりをひとつだけ教えられた。
    父と出逢った日、母は美しい黒椿を抱えていたと云う。
    タワーの傍らの、生まれ育った町でぼくは幻の花を追いかけはじめる。
    次々と家族の謎が解き明かされて―。

    ************

  • 最初いったい何の話かと思ったけど、結局は主人公の出生の秘密や家族の秘密の話でした。

  • 泡立てたミルクと蜂蜜をいれた珈琲、おいしそう。

  • 結局みんなホモry
    紫さんすてき!

  • 十四歳。
    ぼくは「家族」について
    未だ何も知らない。

  • ロクが言うように、すべてを知るのが幸せとは限らない。
    ロクが知りたかったのは事情とか事実とかじゃなくて
    父親の気持ちなんですよね。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-90.html

  • ことばづかいとか、出てくる小道具とか、人の名前とかはセンス良くって素敵。だけどちょっとざわざわバタバタしすぎてる感じもした…(人物とか出来事とかが入り組んで)
    蜂蜜とクリイム入りの珈琲が飲みたいです。

  • 人が人を思うベクトルが窺える作品
    だが、主人公へのベクトルは向けられていないのだろうか
    それとも私や主人公が気づいていないだけなのか

  • 僕、常緑(ときわ)。
    どうしようもない父。
    微妙な距離の叔父。
    兄のような光さん。
    植物園の様な庭を持つ連さん。
    寺の住職の息子、玄菊さん。


    そこに突然現れた女性。
    tsunomegawaが僕の気持ちと、
    僕たちの関係を乱していく。

  • 長野まゆみさんらしい美しい文体。主人公はもちろんのこと、登場人物がとても魅力的な分、もう少し掘り下げて書いてほしかった。少し物足りない気持ち。

  • 東京、とか実在する地名を出しても現実感が希薄なのはさすがというほかない。
    長野作品に出てくるさっぱりしていて、芯の通った女性が好きだなあと思う(反面男の人は結構うじうじしているが、それはそれで好きだ)。

  • 男どもよりも、母親が非常にサバサバしていてかっこよい。

  • 黒椿。
    不思議だった・・・。なんでもないのに悲しくなったりしました。
    家族とすきなひと。

  • 図書館で借りました。

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東京少年の作品紹介

ある日ぼくは、母に通じる手がかりをひとつだけ教えられた。父と出逢った日、母は美しい黒椿を抱えていたと云う。タワーの傍らの、生まれ育った町でぼくは幻の花を追いかけはじめる。次々と家族の謎が解き明かされて-。

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