- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620107349
感想・レビュー・書評
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宮部さんのファンタジィっぽい作品を読むのは、んー、初めてだったか。
うまいね。 -
備えよ。暗黒の世が訪れる。
私たちの闇と光を、圧倒的なイマジネーションで描き出す、
宮部ワールドの最高峰!
「そこには善きもの、正しきものもある。負の力に拮抗しようとす
る正の力が。ならば、闇雲に闇を恐れてはいけない。闇の中から光
を見出すのだ」
<英雄>は兄・大樹を「器」として、刻々と力を取り戻しつつある。
“狼”と呼ばれる者たちとともに、<英雄>の追跡を続ける友理子。
なぜ兄は<英雄>に囚われてしまったのか。<英雄>が解き放たれ
ると、何が起こるのか? 憎悪と恐怖の支配する世界で、友理子は
おどろくべき真実を知る。物語はいま――圧巻の最終章へ! -
こんなに長い話にしなくてはいけなかつたんだらうか。
途中で、現実世界の政治や社会情勢のことに何度思ひ至つただらう。
「戦」(いくさ)についての記述にははたと膝を打つてしまふことがあつた。
こんな長編、読み切らせる力がこの作者にはある。
すごいなあ。 -
物語は結末を迎えるが、なんか納得いかない。
RPGの1ストーリーなら良いのかもしれないが、コンプリート・クリアさせたい。
ちょっと欲求不満の残る終わり方。
でも、ストーリー自身は面白く楽しめました。 -
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