抒情的恐怖群

著者 :
  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 157
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620107387

感想・レビュー・書評

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  • 日本独特の、じめっとしていて、不可解、はっきりとしない恐怖の短編集。

    『呪い田』『樹下譚』『緋の間』が好み。
    でも、『緋の間』は怖すぎた…

    この作家さんを知らなかったけど、図書館に他の作品もあったから読んでみたい。

  • 良いですね。

  • こちらに書きました。
    http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2009-06-11

  • 全話怖かった・・・呪術に詳しくなれる一冊。

  • 暑くて眠れない夜に、こんな本はいかがでしょうか。。。

    戦慄のホラーが七編。



    読んでると、背筋がゾクッとして涼しくなります。

    おまけに、怖い夢を見て、冷や汗も。。。(笑)




    それは、都市伝説であったり、土地にまつわる怪談であったり。。。



    昭和19年、当時10歳の少年は、町の路地で友達4人と遊んでいた。

    それは夕暮れのこと。。。

    突然、悲鳴が上がり、男の子が目の前を駆け抜けて行った。

    その子の顔は、皮膚と肉が削ぎ取られて、血が滴り、

    顎は、ほぼ完全に肉がなく、白い歯がむき出しになっていた。。。



    それから十数年後の現代、都市伝説に興味を持った男が、

    その話の出所を探ろうとするのだが。。。そこには恐ろしい真実が。。。。!

    (町の底より)



    背筋も凍りそうなのは2編ほどでしたが、他のも、たっぷり楽しめました。

著者プロフィール

高原英理(たかはら・えいり):1959年生。小説家・文芸評論家。立教大学文学部卒業、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。85年、第1回幻想文学新人賞を受賞。96年、第39回群像新人文学賞評論部門優秀作を受賞。編纂書に『リテラリーゴシック・イン・ジャパン 文学的ゴシック作品選』『ファイン/ キュート 素敵かわいい作品選』、著書に『 ゴシックスピリット』『少女領域』『高原英理恐怖譚集成』『エイリア綺譚集』『観念結晶大系』『日々のきのこ』ほか多数。

「2022年 『ゴシックハート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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