- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620107387
感想・レビュー・書評
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日本独特の、じめっとしていて、不可解、はっきりとしない恐怖の短編集。
『呪い田』『樹下譚』『緋の間』が好み。
でも、『緋の間』は怖すぎた…
この作家さんを知らなかったけど、図書館に他の作品もあったから読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良いですね。
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全話怖かった・・・呪術に詳しくなれる一冊。
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暑くて眠れない夜に、こんな本はいかがでしょうか。。。
戦慄のホラーが七編。
読んでると、背筋がゾクッとして涼しくなります。
おまけに、怖い夢を見て、冷や汗も。。。(笑)
それは、都市伝説であったり、土地にまつわる怪談であったり。。。
昭和19年、当時10歳の少年は、町の路地で友達4人と遊んでいた。
それは夕暮れのこと。。。
突然、悲鳴が上がり、男の子が目の前を駆け抜けて行った。
その子の顔は、皮膚と肉が削ぎ取られて、血が滴り、
顎は、ほぼ完全に肉がなく、白い歯がむき出しになっていた。。。
それから十数年後の現代、都市伝説に興味を持った男が、
その話の出所を探ろうとするのだが。。。そこには恐ろしい真実が。。。。!
(町の底より)
背筋も凍りそうなのは2編ほどでしたが、他のも、たっぷり楽しめました。