パラドックス13

著者 :
  • 毎日新聞社
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感想 : 778
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620107394

感想・レビュー・書評

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  • んー、期待はずれ。
    終わりが見えてしまう。

  • サンデー毎日2007年5月20日号から2008年5月18日号まで連載。2009年4月刊。 2014年5月文庫化。13秒間のタイムスリップに巻き込まれ、人が消えた世界での男女13人のサバイバルが主に語られる。ラストの揺り戻し現象で、元の世界に戻れるかどうか、というところが興味深く面白かった。

  • 久しぶりの東野作品。
    東野作品にしてはめずらしい、大はずれ作品で、泡を食いました…。

    恩田陸の「禁じられた楽園」にも似た、
    「大風呂敷広げるだけ広げて、さんざん面白く煽っておきながら、たたみ方がお粗末」。

    設定も、舞台も、キャラクター同士の関係性もきれいに作ってあっただけに、それらをもっとうまく生かしてきれいな収束はできなかったものか…と、東野ミステリの出来のよさを知っている人間としては少々物足りなかった。

  • 最初から最後まで好きになれなかった。こんなに東野さんの小説でうんざりしたのは初めて。

  • 途中で挫折

  • はっきり言って、東野作品の中では珍しいくらい残念な作品と思いました。普通の作家さんなら☆3つくらいつけてもいいのですが、東野さんにしては、ということで☆1つです。
    『運命の13秒。人々はどこへ消えたのか』というキャッチコピーに惹かれて期待して読みましたが、オチがなんとなく読めてしまいましたし、ラストも特にどんでん返しがあるでもない。もっとも、作者が『世界が変われば善悪も変わる。人殺しが善になることもある。これはそういうお話です』とコメントしているように、原因不明の現象に対する謎解きというよりは、極限状態で究極の選択を迫られたときに人がどう振る舞うか?というのが大きなテーマのようではあります。それにしたとしても、作中で出てくる中心人物の発言にはムリがあるなあと思いましたし、やっぱり☆1つです・・・。

  • まったく話の展開に面白みがない。つまらないパニック映画みたい。

  • この著者の中で最も面白くないといっても過言ではない内容でした。
    ストーリーのメインでもありますパラドックする13秒間は読む前には面白そうに響きましたが、内容は前に読んだことあるなーと嫌でも感じてしまうほどよくある話という感じです。

    この話なら別に東野圭吾が書かなくてもいいんじゃない?というのが読み終わった後の感想です。

  • 構想倒れ。

    パラレルワールドのような話。ある時間に一定の条件下の数人だけが、生き残った東京でどう生き残るか、という物語。

    条件がわかり、生き残るための決め事ややり繰りは少し面白みがあったものの、『日本沈没』小松左京などと似た主題を、新しさも無くまとめた印象。

  • 著者の十年来のファンでほとんど読破しているけど、
    初めて全く引き込まれなかったし好きじゃなかった。
    (2009年8月)

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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