蒼き信長 下巻

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  • 毎日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620107509

作品紹介・あらすじ

天才・信長を"信長"たらしめた若き日の苛烈な戦い。父の夢を受け継いだ尾張統一戦、そして運命の桶狭間、稲葉山城攻略戦へ。信長の視界の先には南蛮に至る広大な海が広がっていた。

感想・レビュー・書評

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  • 織田信長が尾張統一をはたし、桶狭間で今川義元を討ち、悲願であった美濃併合を果たすまで。
    今までの織田信長像とは一線を画す。桶狭間でも、事前に今川義元を倒すための戦略を練り、おびき寄せた結果としており、史実と合わせても興味深い。

  • 上り坂中の若き信長の話。

  • 濃姫が義龍討ちにいったり、多少かわった部分はあるけど、岐阜入りしたところで終わっちゃうのは、結構消化不良。

  • 後編
    若干信長の切れ味が悪いが、史実以上の活躍を
    させるわけにはいかんだろうね
    でも、お濃の欠き方は独特で気に入りました

  • 尾張を統一し、桶狭間、美濃制圧までの様子が描かれている。
    この本も基本史料は『信長公記』。一昨年『信長公記』を原典で読んだから、「ああこの場面を参考にしたんだな」というのが分かる。それに加え何らかの史料があるはず。尾張統一前の信長の軌跡は実はよく分かっていない。筆者の想像力(*斎藤義龍暗殺説がおもしろかった)に富んだ、読み応えのある作品。

  • 信長の若いころは面白い、といわれて読んでみましたが…
    本当に面白いですね。
    この本の信長は実に人間くさくて面白かった。
    濃姫がすごく男前で、かっこよかったです。
    死ぬまでを描いていないのがまた良い。

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著者プロフィール

作家。1955年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒。東京の図書館司書を経て本格的な執筆活動に入る。1990年、『血の日本史』(新潮社)で単行本デビュー。『彷徨える帝』『関ヶ原連判状』『下天を謀る』(いずれも新潮社)、『信長燃ゆ』(日本経済新聞社)、『レオン氏郷』(PHP研究所)、『おんなの城』(文藝春秋)等、歴史小説の大作を次々に発表。2015年から徳川家康の一代記となる長編『家康』を連載開始。2005年に『天馬、翔ける』(新潮社)で中山義秀文学賞、2013年に『等伯』(日本経済新聞社)で直木賞を受賞。

「2023年 『司馬遼太郎『覇王の家』 2023年8月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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