- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620107547
感想・レビュー・書評
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誰かを心から応援することの素晴らしさは、確かに感じたけど…。
『頑張っている人に「頑張れ」とか、酷い』とか言われる世の中になってきたけど、個人的には、頑張っても頑張っても辛い時に、誰かに頑張れって見ててもらえるのってありがたいし嬉しいけどと思ってたから、共感は出来たけど。
でもやっぱり、ガラ悪い(笑)。
あまり応援団の良さはわからなかった。 -
ドラマ完結
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ありえない設定だけど面白かった。柳葉さんのドラマも楽しみ。山下と斉藤のも絡みも良かった。最後は泣けた、がむしゃらに応援素晴らしい。「介護の日々は辛いことも多い。介護と思うから辛くなる、これは応援なんだ。お父さんお母さんが老後の日々を楽しく暮らせるように、おまえが応援するんだ」「誰かのために、自分以外の誰かのために、ひたむきに、がむしゃらに応援する。それはすごく、素晴らしいことだとおもう。」
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魂を込めてやったことは多くの人の心に響く。応援されたり、したりしながら生きていく。不器用でもいい。
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ちょっと、デフォルメ感はあるものの。登場人物すべてが、いいやつばっかで。ぽっと胸をあたたかくしながら読める、かなー。ちょっと縁遠い世界なんだけど、応援団。ほんとにこんなかんじなのかな。「蛍」の芸とかありそうだー。もっとエグイ男どうしの後輩が引き継ぐ芸はどこにでも昔はあったけど、いまどきそういう芸をやらされてる後輩の姿をツイートしようもんなら炎上RT騒ぎなるんだろうね。40-50代くらいで、中間管理職で、妻子がいて、むかし体育会系なノリの時代もあったよ!な人が、いちばん響くかも。オトナの青春ストーリーかな、私の印象としては。安定の重松ワールド(ハートあったかタイプ)。
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ワンマン社長から、母校・あすなろ大学の応援団廃部を阻止するため、社会人学生として大学に入学し応援団長を務めることを強要された45歳の中年サラリーマン、大介。
旧態依然の上下関係に風習、45歳なのに学ラン着用義務、挨拶はすべて「押忍」、返事もすべて「押忍」、というとんでもない世界に足を踏み入れた大介は「応援する」ことの意義を自分の子どものような年齢の若者たちと見出していく、中年のオッサン応援ストーリーだ。
週刊誌に掲載されていたためか、通常の重松清の作品よりもユーモアが強く、「ないでしょ、ないでしょ」と言いたくなるような振り切れた設定がばしばし出てくる。
ちょっと都合のいいところもあるのだけれど、なんか、単純でいい、こういうのも。 -
突拍子もない設定で、どんな展開になるかな、と興味津々でしたが、重松節は健在でした。単純で難しくはないですが、心にグッと来ます。
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H230430 誰かを応援する。応援団に会社命令で入ったオヤジが繰り広げる物語。
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毎回きっちりしんみりさせてくれます重松氏作品。
大人ってかっこ悪いけどかっこいい。
斉藤山下の漫才みたいな遣り取りがよかったなぁ。