島津は屈せず

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著者 : 近衛龍春
  • 毎日新聞社 (2011年5月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620107691

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島津は屈せずの感想・レビュー・書評

  • 島津義弘の半生をたどった小説。

    鹿児島弁に一部違和感はあるが、面白かった。

  • 戦国大名・島津家が好きな方にはオススメの一冊。 個人的には島津家が九州を制圧していく時代から読みたかったです。 歴史は面白い。 関ヶ原で徳川家に敗北を喫した島津・毛利。 約260年の時を経て、徳川家相手に戊辰戦争で勝利を収めることになるんですよね。 家康も、『余の死後、島津家が徳川家にとって脅威になるであろう。』と予言しているあたり、流石です。 福島の人間からすれば未だに薩長は憎い敵ですが…本書を読んで薩摩に対する印象は多少変わりました。その意味では非常に影響を受けた一冊で…ごわす!!

  • 島津義弘…、NHK大河の『葵徳川三代』で麿赤兒さんが演じた印象(関ヶ原で敵中を整然と退く“島津の退き口”)が強くて、てっきり当主だったのだとばかり思っていたのですが、実は当主の弟だったんですね。
    義弘が当主だったら、すべては大きく違っていたでしょうね。朝鮮出兵の時も関ヶ原の時も、いくら本国に出兵を求めても叶えられない義弘の苛立ちが手に取るように感じられて、読むのが辛くなります。
    それだけに、関ヶ原に義弘のために手弁当で駆けつけた家臣たちには、胸が熱くなりました。
    前半はちょっとモタついた感がありましたが、関ヶ原以降はスピード感もあって、後半は一気に読んでしまいました。

  • 今まで読んできた、毛利輝元や宇喜多秀家は、秀吉や家康に関する記述の多さの中で書かれたものばかりだったので、ちょっと不満でしたが、この本は圧倒的に島津義弘や他の島津一族に関する記述が圧倒的に多く、戦国末期の島津家の動きが非常に分かり易かったです。
    何故島津家は戦国時代から幕末に至るまで滅びなかったのか?
    非常にそれが分かり易く描かれていた点も良かったです。

    それは硬柔取り入れた、時の権力者に対する対応が筋を通すところ通さないところに対しはっきりとしているところに他ならないです。

    この対応は学ぶべき点ですね。

  • 関ヶ原に至るまでの前半は今ひとつの感がありましたが、関ヶ原の義弘の敵中突破以降は、徳川と島津の駆け引きが面白かったです。
    それと当時の島津家の権力がここまで複雑な三重構造になっていたことなど、改めて知ることが出来ました。
    表舞台で活躍していたのが義弘(維新)なので彼が島津家の当主の様に思ってしまいますが、実質は本来の当主である義久(龍伯)が実権を握ったまま。
    そのため実戦の指揮を執る義弘は思う様な戦いをすることも出来なかったようです。
    とはいえ、島津の家を守った功績は義弘にあることには違いないようです。

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島津は屈せずの作品紹介

秀吉の九州攻めから、文禄・慶長の役、運命の関ヶ原の退き口とその後の外交戦。天下人を震撼させた島津の激戦譜を圧倒的なスケールで描く歴史巨編。勝者・家康に寸土の領地も削らせなかった敗者・島津の武勇と智謀。

島津は屈せずはこんな本です

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