小さな命と あっちとこっち (古道具ほんなら堂2)

著者 :
  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 49
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620200323

作品紹介・あらすじ

「あんたは、その子を、しあわせにできるんかいな」ほんなら堂が帰ってきた。怖そうだけど、あったかいロングセラー待望の第2弾。においガラス、鬼のこづち、人魚のうろこの粉-ちょっと怪しげな道具の力を借りて困難に立ち向かう勇気と成長の物語4話を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 『古道具ほんなら堂』の連作。友人の自死にあい、命を見つめた4作品。

  • 『古道具ほんなら堂』の続編。
    テーマが「死と生」の短編が4話。

    ほんなら堂の橙花さんの古道具屋さんには、不思議な道具がいっぱいあります。
    その道具は、命を案内したり、力づけたり、そしてそのはかなさも
    教えてくれます。

  • 4つの命のお話。
    それぞれのお話の最後の部分は、読者にゆだねられているような気がする。
    (まっきー)

  • シリーズ第2弾☆命をテーマに4つのお話。それは、「生きる」ことにつながっていきます。

  • ほんなら堂の2巻。

    命がテーマの4つのお話。

    3つめの 病気の子の命のテーマは重くなりがちだが、不老不死の少年がてることで、かぎりある命の大切さが伝わってきた。4つめはいじめがテーマ。これもおもくなりがちだが・・
    よかった。

  • 待望の続編!相変わらず道具がものすごく魅力的で一度は手に取りたくなります。においガラスが気になりました。命の話を集めた今作は、油断するとほろりと泣きたくなるので注意。みどり丸はホントに油断してたのでやられました。燈花さんは相変わらずツンツンで、でも大好きです。

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著者プロフィール

第45回毎日児童小説・中学生向きにて優秀賞受賞。2005年、『神さまの住む町』(岩崎書店)でデビュー。『小さな命とあっちとこっち』(毎日新聞社)、『ばあばは、だいじょうぶ』(童心社)など著書多数。

「2017年 『走れメロス/くもの糸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楠章子の作品

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