- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620312842
作品紹介・あらすじ
モッズ、パンクからレイヴ・カルチャーまで。若者たちが、ファッション・音楽・ダンスの様式美に耽ることのできた頃のロマンチックな青春。
感想・レビュー・書評
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イギリスのユースカルチャーが服装と音楽と結びつき、政治色も濃い所以がアメリカ文化の急激な吸収にあったとは...。そしてアメリカのみならず全世界に影響をもたらした名優ジェームズディーン。過去に憧れるのはつらいものです。
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『 洒落者たちのイギリス史―騎士の国から紳士の国へ (平凡社ライブラリー)』以降、ジェントルの国のファッションの流れについて。
カウンター・カルチャーとはイギリスの若者が作り出したのだとつくづく思う。 -
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50年代から90年代のイギリスにて生まれた若者文化である、テッズ、ロッカーズ、モッズ、ヒッピー、スキンズ、グラム、パンク、古着、フーリガンなどの「族」と、彼らが影響を受けた様々なジャンルの音楽や映画とが書かれた本。
文字だけて絵や写真がないので、どのような容姿であったかのイメージは付きにくいが、
時代背景や映画、音楽、そしてそれぞれの「族」について知ることができるし、各「族」が関連しあっていたこともわかって面白かった。 -
出てくる単語を「あぁ、あれね」とイメージできる程度の知識を持っていないとキツイと思う。
個々の文化を単独で語るのではない点は良い。 -
読んでいると、
音楽が聞きたくなり、
そして、映画も観たくなる、
そんな本です。
「テディーボーイ」「ロッカーズ」「モッズ」「スキンヘッズ」「古着ファッション」などなど、50年代のイギリスに始まる、英米を中心としたサブカルチャーのスタイル、風俗などを、それを象徴する音楽や映画とともに細部にまで検証。若者の「族」の変容を丹念に論じています。
終章「ユースカルチャーの終焉」は、今の日本の世相にもつながっています。